魔法がすこしある世界

りゅうのしっぽ

プロローグ 魔法はいかが?

 僕が生まれる前は魔法なんておとぎ話とされてきたらしい。

 しかし、とある魔法使いが一般な人にも扱えるように調整した魔法薬を開発し世に広めたことで世界では魔法は当たり前とは言わずも日常に寄り添う形で存在するようになった。僕のみせもその時代変化の恩恵を受けている一つの形だろう。


 カコーン


 お客様が来店したことを知らせる魔法ベルが店内に鳴り響いた。


「いらっしゃいませ、ようこそ【魔法雑貨店 ハロー】へ」


 これは、しがない高校生がお客様とちょっとの魔法に寄り添う物語。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る