ニュースまとめ 9/13

マンハッタンのアパート賃料、繁忙期の8月も下落-市場は軟化傾向

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-12/SJP1LJT0AFB400?srnd=cojp-v2


マンハッタンで先月新規契約された賃貸料の中央値は4245ドル(約60万4200円)と、前年同月比3.5%低下した。ブルックリンやクイーンズの賃料中央値も下がった。


  マンハッタンの前年同月比の賃料は過去4カ月のうち3カ月で下落。2023年には最高値を更新していた賃貸相場がやや冷え込みつつあることが示唆された。秋から冬にかけては競争がやや落ち着くため、年内は引き続き下落する可能性がある。


住宅ローン金利の低下に伴い住宅購入が増えていることも、

賃貸競争を緩和する一助となる可能性があると指摘する。


↑(*´ω`)米利下げに伴い、新規住宅の注文が多くなるだろう。積水ハウスやダイワハウスグループの戦略通りの展開となっている。移民の影響もあり、無駄に人口の多い米国では「戸建て」がとにかく売れる。日本や韓国ではダメだがね(笑)

日本では新築よりも空き家の増加ペースの方が早そうだ。


我らが出資する大手建築、不動産メーカーは米市場相手によくやってる。

令和の時を生きる60代の若い子たち(取締役)が一生懸命やってくれてるんだから、あとは任せよう。宗教と同じで信じることも投資なんだよ。



https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-12/SJPLW1DWRGG000?srnd=cojp-v2

ECB次回利下げはいつか、ラガルド氏ヒント示さずーデータ待ち強調


・金利の低下軌道は「極めて明らか」と総裁、踏み込んだ発言は回避

・インフレと成長の見通し修正、「スタグフレーション的」とBNY


予想通り中銀預金金利を0.25ポイント引き下げたECBは、金利の特定の道筋を約束することはないとあらためて表明した。ラガルド総裁は、金利の低下軌道は「極めて明らか」だと述べただけだった。


今年のインフレ見通しは上方に、成長見通しは下方向に修正された。(金融政策の方向が)近く明確になるとは考えていない」と述べた。


(*´ω`) 欧州金融当局のGDP成長見通しは楽観的である

24年が底となり、25,26年に向けてユーロ経済は加速する見込みであることに変わりはない。現状、ECBのインフレと成長見通しを見て悲観する要素はない。

なんども言うが、米のパウ君が政策を誤るリスクの方が筆者は怖い。



https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-12/SJOWZTT0G1KW00?srnd=cojp-v2

日本銀行が追加利上げに踏み切るタイミングについて、半数以上のエコノミストが12月の金融政策決定会合を予想している。来年1月までに行うとの見方は9割近くを占めており、8月の市場の混乱を経ても見通しに大きな変化は見られていない。


  ブルームバーグが6-11日にエコノミスト53人を対象に実施した調査によると、日銀が現在0.25%程度としている政策金利を引き上げる時期に関して、53%が12月を予想した。次いで来年1月が19%、10月が15%となった。今月19、20日の会合での利上げ予想はゼロだった。


調査リポート:日銀9月会合は現状維持予測-12月利上げが5割


(*´ω`) 俺としては別にいつ引き上げても良いが、日銀の複数の理事の話によると、最終的に政策金利を1%に引き上げたいとのこと。現在の0.25%の4倍に当たる。俺もこの可能性は指示している。マクロ経済のレベル(日本人の8割に関係ないが)では賃上げは続いてることがデータに示されている。物価上昇の継続性は明らかである。

よって、1%程度に利上げすることは妥当である。同時に株と不動産のインフレ連動による価値向上も止まるまい。



https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-12/SJOH2RT0AFB400?srnd=cojp-v2

中国、EV先端技術を国内にとどめるようメーカー指導-関係者


中国のメーカー各社は中国からの輸出に対する懲罰的関税を逃れるため、世界中で工場建設を進めているが、中国政府はいわゆる「ノックダウンキット」を海外工場に輸出するよう働きかけているという。


  このことは、中国国内で製造された主要自動車部品が、最終組み立てのため国外に出荷されることを意味する。


  比亜迪(BYD)や奇瑞汽車などのEVメーカーはスペイン、タイ、ハンガリーに工場を建設する計画を固めており、そうした企業の革新的で手頃な価格のEVが海外市場に浸透している。  



(*´ω`) 君達に覚えておいてほしいことがある。 

中国は自動車、電池、家電一般製品、動画サービス(ティックトック)、通販サイト(テム、シーイン)で欧米市場を席巻しつつある。


いずれも「低価格」を売りにしている。安かれ悪かれ? と思いきや、中國の技術は

どんどん向上している。一昔前は中国製=粗悪品だったが、彼らは時間をかけて確かな技術力をつけている可能性がある。俺は実際に中国製の家電や自動車を購入したことがないので実態が分からない。


機会があれば中国製の5,000円くらいのヘッドホンを買ってみようと思っている。(メーカー名はアンカー。10年代から日本市場に参入してきた)


テムで販売されてる高級腕時計を模倣した安い腕時計も、「パチモノ」だとわかっていながらも消費者は楽しんで買うことが国内では常識で、海外でも

わかっていながらファッションとしてそういう品物を買う、ことが流行りつつある。

女性ものではヴィトンやエルメスの偽物バッグ(だと公表済み)がそうらしい。

テムで買える3000円台の腕時計もいずれ買って試してみようと思う。


中国製EVは、特に欧州で流行しつつある。

中國の自動組み立て工場はすさまじい。人類の最先端としてテスラと双璧を成すべきものだろう。ほぼすべての工程が全自動ロボの無数のアームによってなされている。一つの工程を終え、次の工程へ移動する時は部品を乗せた床が動いて運んでくれる。上の記事にあるように、中国が自国技術を海外に流出させたくないのは

「この自動生産技術なのではないだろうか」


中国製品の圧倒的な安さは、【自動化】【少人化】にあると俺は見ている。


2000年代。中国政府は、いつかドイツや日本の自動車メーカーを負かしたいと思った。そんなことできるわけがない。あいつらは中国の50年先を行っている。

中国ではドイツや日本には永遠に勝つことはできない、他の分野で戦うべきだと

思う人もたくさんいた。しかしEVは違う。ガソリン車の技術では完敗しても、

電気自動車なら全員のスタートラインが同じ。よって勝つ可能性はあると、

中国政府は判断して不断の努力を続けてきた。


【今、ドイツの自動車産業は、明確に中国に劣勢に立たされている。

低価格~中価格帯の王者、フォルクスワーゲンは国内工場2社をつぶすことになった。これはドイツ史上初めてのことで全欧州を震撼させている】


ドイツとは、経済力も人口においても西欧州で最大の国であり、

製造業では日本と並んで世界のトップだった。そのドイツが負けるとなれば、

他の欧州諸国ではもう中国に太刀打ちできないことを意味している。


(*´ω`) 中国製品 = 粗悪で壊れやすい。これは過去の話なのか?

それとも今も同じなのか? 我々には分かりようがないが、最も怖い展開は、

中国製品が安くて、ドイツ日本ほどの品質がなかろうと、日常的に普通に乗れてしまうのなら、やはり日独の市場は長い時間をかけて中国に奪われるだろうか。


少なくとも「低価格帯」が奪われるのは確実視されているのであって、「中~高価格帯」までそうなるかは分からない。トヨタは中価格帯(プリウスなど)において世界最強だ。


欧州ファッションブランドもそうだ。ヴィトン、エルメス、グッチ、バーバリーに匹敵するブランドを中国はおそらく持ってないが、彼らはシーインひとつで超低価格戦略を持って大量の低価格帯の顧客を奪い続ける。


低価格の中国 VS 高級品の欧州。この図式は何とも面白い。


ユーロストックスのETFはまさにこの高級ブランド品の時価がかなりを占める。

俺は、欧州高級ブランドの力が次の世界でも一定の価値を持ち続けると確信してこれからも買い増しをするつもりだ。


なぜなら、世界のどこを旅してみても、富裕層の身なりはそんなに変わりはない。

彼らは世界のどこのデパートに行っても高級な装飾品を混んで買う。

人口の増加に伴い富裕層の数は確実に増えるから、欧州高級ブランド品の潜在需要が、中国に完全に奪われるとは俺は思ってない。


欧州とは歴史のある貴族主義の国だ。

新大陸の豪州、NZ、カナダ、米国は歴史0の成り上がりだ。

歴史的な価値に乏しい。歴史ある価値には、

半永久的な付加価値がつくものだと俺は判断する。

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