【AKIRA 'sガジェット通信】癒しの本屋《千鳥羽書店》


【AKIRA 'sガジェット通信】癒しの本屋〈千鳥羽せんとば書店〉


  

 大きな一枚硝子が五枚並んだファサードの扉をくぐる。

 

 ロングライナーで丁寧に引かれた直線と曲線は深い黄色。

 ソードで太く細く自在にリズムをつけた飾り模様。

 スクロールで描かれた細やかな蔦の模様。


 アメリカンダイナー風の凝りに凝った内装が目に心地いいです。 

 最高にオシャレなこのお店は、広河原商店街の一角にある本屋〈千鳥羽せんとば書店〉さん。

 

 壁一面 天井近くまである本棚にびっしりと並んだ本は 古今東西のファンタジーやSFの名作。

 店長さんが、選び抜いた傑作ばかりだそうです。

 ラノベが並べられたコーナーには、筆者が好きなI先生やA先生、N先生の本もありました。

 SF本のコーナーも同行の取材助手の話だと有名な作品や読んでみたいと思わせる本が多かったそうです。


 そして圧巻はファンタジー本のコーナー。

 豪華な装丁のハードカバーがぎっしりと天井まで並ぶ姿は、物語世界の大図書館にでも迷い込んだよう……。

 いつまでも本に包まれていたいと思わせる癒しの空間です。



 ところが、この《千鳥羽書店》さんには、さらなる癒しのスペースが!

 店の奥へ進むと、テーブル2つとカウンター席4つほどの小さなカフェスペース。

 バーカウンターの背面は、こちらも本棚に。

 実は、こちらの本は商品ではなく、貸し出し用。

 お店の方に、今日のオススメを聞くと今の気分にピッタリの一冊が出てくるという趣向。

 読んで面白ければ、また来て続きを読むもよし、本屋スペースで買って帰って読むもよし。


 

 筆者達がテーブル席でカフェオレを楽しんでいると 究極の癒しが膝の上に……。

 アオイちゃん 7歳。真っ白な美人猫さんです。

 そう。《千鳥羽書店》は、猫カフェにもなっているのです。

 

 猫と珈琲と愛すべき本達。

 

 この最高の癒し空間についてオーナー 兼 店長のkさんにインタビューしてみました。「僕は自分自身の夢とお客さん達の夢が繋がる場所として、この千鳥羽書店を開きました。一人でも多くのお客さんが癒されて、自分の夢を叶える活力を補充してもらえればと考えています」とのこと。

 筆者は、ものすごく癒されました。また来たいと思わせてくれる素敵なお店でした。

 皆さんも 是非 お気に入りの一冊を見つけてみませんか?



◎《千鳥羽書店》

 星光学研都市線『広河原』駅下車。広河原商店街を東へ5分。

 レギュラーコーヒー(460円) カフェオレ(520円)など。

 定休日 火曜日 年末年始 営業時間 a.m.10:00 ~p.m.18:00

 

 




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この《千鳥羽書店》は FFさんのkoneさんの作品


『Killing Me Softly With His Song』

https://kakuyomu.jp/works/16817330648268613584


に登場する《シェブロンズダイナー》を作者様の許可を頂いた上で星光市内の書店として再構成してみました。

店内の内装などは 作中のイメージのままですが それ以外にも 作品へのオマージュを散りばめて書いたつもりです。

探していただくのも楽しいかもしれません。


元ネタである『Killing Me』も 綿密な構成の素晴らしい作品です。

もし 未読の方 いらっしゃったら 是非 手にとってみてください。


タヌキのお遊びに 快く応えて下さった koneさんに 深い感謝を。

ありがとうございました。


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