俳句157:蛙の目借時(季語)

 カクコン10の始まる週。応募用の30句は、取り敢えず完成で、予約投稿も終了。今一番の問題が、予想以上に増えた句の整理と、俳句のタネとなるメモ書き。


 例えば、季語の「蛙の目借時」。暖かくなり睡魔に襲われる頃という意味で、晩春の季語。

 「めかる」は本来は「妻狩る」で、蛙が相手を探して鳴くことだったが、それが「目借」となった。

 そこから蛙に目を借りられ、眠くなってしまうという意味となってしまう。


 「蛙の目借時」は9音と長いが、「目借り時」や「めかる蛙」でも季語となる。


 「睡眠欲求」・「温度」・「目(部位)」・「色」・「対人(物)関係」・「音」・「動物」と、簡単に考えても7つのイメージが出てくる。

 抽象的なイメージの中から、何を連想・想像し、再び季語と合わせた時に相乗効果が出るか。


 カクヨムの俳句コンテスト向けの季語かもしれない。

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