カク35:たま風に千年前の塵は落ち
たま風に千年前の塵は落ち
たまかぜにせんねんまえのちりはおち
季語:たま風
季語の「たま風」は、霊魂や悪霊の吹かせる暴風。
ストーリーをつくる上では、扱い易い季語かもしれない。しかし、当然のごとく類想も多くなる。ありきたりの発想では、つまらない俳句になる。
千年もの間、ただ積もり続けた塵。それが、たま風に寄って、白日の下に晒される。安易な発想だが、単純に「塵が落ちる」とするのか、「何かが現れる」とするか。
応募期間ギリギリまで、悩みそうな気がする。
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