カク26:フロッピー一枚青き古日記

フロッピー一枚青き古日記

ふろっぴー一枚青きふるにっき


季語:古日記



 急速に消えてしまったフロッピーディスク。昔は必ず内臓され、それから後付けとなり、今では完全に消えてしまった。

 当時は色のバリエーションも幾つかあり、用途毎に色を使いわけしていた。しかし記憶容量が1.44MBならば、ラジカセのようなレトロブームで再び脚光を浴びることもないだろう。


 カシャカシャと読み込む音に、限られた範囲の時代を限定する言葉を感じさせる。


 まだ残されている青色のフロッピーディスクが一枚。当時のことを残した、大切な何かが記録されているのかもしれない。

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