俳句141:山笑ふ老いて消え入るアレルギー

山笑ふ老いて消え入るアレルギー

やまわらふおいてきえいるあれるぎー


季語:山笑ふ



 ここ数年、原因のアレルギー症状に苦しめられていた。冬になると全身が痒くなり、少しでも掻いてしまえば、みみず腫れとなってしまう。

 最初は冬場の乾燥が原因かと思ったが、次第に季節は関係なく、夏場でも同じ症状が出る。アレルギーを抑える薬で症状が緩和されるのだから、何かのアレルギーなのは間違いない。だが、原因が分からず数年が経過。


 しかし、最近は痒みの症状が出なくなった。毎日飲んでいた薬も不要。


 老化すれば、アレルギー症状も治まる。それこそ、何らかのアレルギーであることの証拠らしい……。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る