俳句75:向日葵の高き迷路のかくれんぼ
向日葵の高き迷路のかくれんぼ
ひまわりのたかきめいろのかくれんぼ
季語:ひまわり
発想としては、向日葵迷路。よくあるベタな類想句なのかもしれない。
向日葵「の」から始めれば、何を想像するのだろうか? 向日葵の状態へとクローズアップする「の」してみた。そして、上五、中七、下五を「の」で繋ぐ型。
一本の向日葵を高く成長させ、「迷路」によって、それが複数であると視野を広げさせる。そして、「迷路」で行われているのは「かくれんぼ」。
陽の光のイメージがある向日葵と、その足元にある陰に隠れて遊ぶ子供達。暗くなりがちな句柄を、明るい雰囲気。ベタかもしれないが、まずはここから!
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