俳句8:落葉掻き箒支えに日は暮れて

落葉掻き箒支えに日は暮れて


【ボツ作】

落葉舞う箒支えの痛む腰


完治せぬ箒を杖に落葉舞う


完治せぬ杖が箒の落葉掻き


赤憎しぎっくり腰の落葉掻き


はらはらとぎっくり腰の落葉掻き



【日記】

 私の部下は、社長の甥っ子(50代)になる。都合が悪くなると、ぎっくり腰を理由にして会社を休む。でも、翌日は元気そうなマリオジャンプを見せ、お尻に手を当ててトイレに走ってゆく。

 今回のぎっくり腰は、「落葉拾い」をしていた時になったらしい。最初は「オチボ拾い」と聞こえたが、「落葉拾い」らしい。「落葉掻き」と解釈したが、もしかすると芸術性のある趣味なのかもしれない。

 今回の俳句は迷走した。悪いイメージや発想からは、やはり良いものは生まれないのだろうか?

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