魔術って、良いよね。

akkun

第1話 夢が‥‥‥叶う?

 俺は昔から魔法とか魔術とかが大好きだった。使ってみたいと日頃から常に思っていた。


 あ!別に厨二臭い”我の炎に‥‥‥”とか漢字表記にカタカナのルビが振ってあるものが大好きって訳じゃなくて、体内に持っている魔力を使って魔方陣を描いたりあるいは杖・魔道書から炎・水・風・地・氷・雷・闇・光・空間・

 主人公特有のチート魔法。色んな属性の現象を引き起こす非科学的なこと自体が好きなんです。(早口)


 だから俺は、厨二病ではありません!

 ‥‥‥でも周りからは厨二病扱いで、友達がオタク君しかいなかったな‥‥‥


 日本で生活していた頃は、体内の魔力をどうあがいても感じたり見たり操作したりはできなかったから、異世界系のアニメや漫画・小説を履修して知識を蓄えることしかだめだった。


 でも今は違う。


 俺はやり遂げた。




 




 俺は成し遂げたんだぁぁぁぁ!!!!






 異世界に転生という希望に届いた。

 何でかは知らない。と言うか、分からない。気づいたら赤ちゃんになってたから


 そこからまず始めに自分の内側を意識を向けて”魔力”があるかどうか確認するのを試してみたら、どれだけやっても感じられなかった”魔力”がまるで常にあったと言わんばかりにスムーズに感じられてその時はギャン泣きしたね。


 母親らしき人になだめられて落ち着いてからは、作品によっては死ぬかもしれない魔力を全部消費して回復させて保有量を増やすのをやろうとしてみた。

 怖かったけどこれからいろんなの魔術を使うために、魔力はなんぼあってもいいですからね。

 覚悟を決め魔力が外に出て行くのをイメージして”出て行け”と命じてみたら、いきなり身体中から力が抜け、何か壊れる音と共に意識が電源がまだ入ってる家電のコンセントを抜いたみたいにブチッと切れた。

 これは起きたときに、あっこれ死ぬパターンだなって感じ取ったからもうやらない

と心に決めた。


 だからもう今出来ることは魔術を試すことだけだから、

 妄想に妄想を重ね妄想を加速させて考えた魔術を片っ端から試そうと思ってた時期が俺にありました。

 



 はい!この世界の魔術、発動がクソ難しいです!!

 まずイメージと魔力・詠唱だけじゃ発動しません!大問題です。

 メイドさんが魔術を使っている所をみたけど、魔法じ‥‥‥じゃなかった魔術陣があって、魔術陣が必要なんだろうけど肝心な作り方が全く分かりません。



 誰か、誰か教えてください(切実)



 早く、早く使いたいんです!!使ってみたいんです!!!!!!(泣)



「オギャアァァ──────」






──────────────────────────────────────

※後書き

これから不定期に更新して行きます







 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る