宇宙の果てに
ねこしぐれ
プロローグ
わたし――
彼は、今頃どうしているのでしょうか……。
「会いたいな」
お別れした日から、一年以上会ってない。
わたし、もう中学生になってしまう。
彼の背は伸びているかな?
まだ、わたしと変わらないかな?
彼は、わたしと会いたいって思ってくれているかな?
「会いたいなぁ……」
わたしは、もう一度呟く。
ザッと、砂を踏む音がした。
「!」
驚いて振り返ると、そこには――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます