メタリックガーディアンRPGの良さを語りたい

江良野

メタリックガーディアンRPGの良さを語りたい

メタリックガーディアンRPGの良さを語りたい。


世間ではアーマード・コア6が人気だが、個人的にはメタリックガーディアンRPGの方がロボット物コンテンツとして余程面白い。メタガがAC6に勝っている点をいくつか挙げたい。


まず敷居の高さだ。

AC6は最初のボスがルビコプターでなかなかに強敵だが、プレイ環境を整えてソフトを買えば誰でも遊べる。

メタガはそもそもルールブックを買っても遊べるとは限らない。遊ばれているグループを探して参加するのが最初の関門だ。社会的なスキルを要求される。

プレイヤーをするにも最低限のルールを覚える必要があるが、ゲームマスターをすると予定調整やファシリテーションのスキルが身につく。社会生活を送る上でも大いに役に立つ。


次にキャラクターだ。

AC6にも魅力的なキャラクターは沢山いるが、コンピュータゲームだからコミュニケーションができない。自キャラも621とかいう変わった奴しか選べない。公式のキャラクターグラフィックは無い。

メタガでは大量の公式NPCがいるし、卓をすれば他人のPCと交流できる。オンラインセッションなら基本的に立ち絵がある。GMが魅力的な自作NPCを作ってくる場合もある。しかもTRPGだからコミュニケーションが成立する。

自キャラは自作できる。作るのに慣れていなければサンプルキャラクターを使えばよい。


続いて機体だ。

AC6の機体は総じてカッコいい。パーツや装備品は豊富だし、カラーリングも変えられる。これは確かに長所ではある。

だがメタガでは機体の立ち絵を自作できる。blenderでモデリングしたり、クリスタで描いたりできる。AC6やガンダムブレイカーのスクショを機体の立ち絵にしてもいい。

オンラインセッションなら、GMが色々な敵機の画像を用意してくる。セッション中の画面はロボで埋め尽くされてよりどりみどりだ。


アクション性はどうだろうか?

AC6のアクション性はなかなかだ。だが普通はゲームパッドで、慣れれば操作は簡単だ。敵も強いが攻略情報はネット上に転がっていて、コツを掴めばなんとかなる。

メタガのオフラインセッションでは、口頭でのやり取り、筆記用具によるリソース管理、駒の移動やダイスロールが必要になる。一日のオフラインセッションはハードだが、成功すると山を一つ登頂したかのような達成感を味わえる。


難易度。

AC6もハードモードを選べば結構難しいが、3周すれば終わる。ランクマッチというシステムもあるが、アクションだから歳を取って反射神経が鈍ると勝てなくなる悲哀がある。

メタガは高レベルで敵の強い卓を立てれば、なかなかにハイレベルな頭脳戦を味わえる。合意が取れればPvPをしてもよい。


最後にマップの豊富さだ。

AC6のマップの数はわからないが、100は行かないだろう。

メタガではマップも製作できる。現在は諸事情で非公開になっているが、ランダム生成のツールまである。

専用ソフトで凝ったマップを自作し、ゲームマスターをして誰かを楽しませるのも一興だ。


以上、メタリックガーディアンRPGの面白さを語ってみた。

奥深いロボ物コンテンツを求める方の目に留まれば幸いである。

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