魔王城でのお茶会が大成功したことで、ゴクボロは魔王様から特別なイベントの開催を命じられる。そのイベントとは、異世界初の「おバカトーナメント」だった。異世界の悪党たちがおバカな魔法を競い合うトーナメントは、話題沸騰。ゴクボロは自らも参戦し、奇想天外な魔法で相手たちを翻弄する。最初の対戦相手は、見かけは怖そうながらも実は天然ボケのオーク戦士。ゴクボロはバナナの皮を使ったコミカルな魔法で相手を転ばせ、笑いの渦を巻き起こす。次々と登場する悪党たちも、それぞれ個性的な魔法で笑いを提供。競技場は笑い声で包まれ、異世界中が笑撃に包まれる様子はまるでお笑いフェスティバルだった。ゴクボロは順調にトーナメントを進み、ついには決勝戦へ。相手は冷静な雰囲気を漂わせるエルフの魔法使い。しかし、ゴクボロは予測不可能なバカな魔法で相手を驚かせ、見事優勝する。おバカトーナメントの成功により、ゴクボロは異世界での笑いのスーパースターとなり、冒険者たちからも笑いを求められるようになる。笑いあり、冒険ありの日々がゴクボロを待ち受けていた。