第9話「愛さずに」
涙に自分を置いて行ってしまった
悲しみから抜け出せず
落ちて行ってしまった
愛をささやく度に
怖くなって
また扉を閉ざした
会いたいとか
愛してるとか
そんな言葉が
もう痛いもう辛い
こんなにも身を捧げてきたから
心が痛い
てとも痛む
雨が降るように
月に雲がかかるように
全ては灰に落ちてく
夜には酒を飲んで
クラクラになって
ただもう涙が滝のように流れて
痛くて痛くて
愛がもう修復できないと
そんな恐怖が
ただ私を刈り上げ
また白髪が増えていく
もう愛を私に魅せないで
痛いよ
優しさが痛いよ
愛さないでよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます