第5話「燃え盛る」

どうしようもないほど

闇にくれた時

君は傍にいてくれた

ただそれだけで救われた

それだけで涙に凍えずにすんだ


この常闇の現実

白い靄の困惑

その中にあなたがいたから

私は生きることにめげずにいけた


そのぬくもりと優しさに

愛と情に

私は救われた

ありがとう

ほんとにありがとう


この命が行く先が

あなたと同じであれば

私は怖くない

私は前を向ける


だからよろしくね

これからもよろしくね


ずっと一緒に

ずっと幸せにしてね

なんて、あまりに自分本位かな


私もあなたの為に出来ること

全部、やるよ

全部、あげるよ


愛って不思議で

一度火が付くと

消えないんだね


消したいなんて思っていないけど

燃えすぎていて

ちょっぴり怖いかも


でもあなたが好きなことに

変わりはない

日に日にあなたを知るたびに

愛が燃え盛るから


ちょっぴりクラクラするけど

それも好きの証拠で

愛の足跡で痕跡で

だから私、あなたにとって一番の人になる


離さないよ

ずっと二人で生きようね

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