第75話 ノロノロ台風がきた
台風10号が日本列島を襲った今週、みなさんの住む地域はどんなふうでしたか。今回は、まれに見る迷走&ノロノロ台風によって受けた影響について書きます。
わたしは兵庫県南部に住んでいるのですが、25日夕方の時点では「27日から28日にかけて近畿地方を直撃。2018年に大きな被害を出した『関空台風』のコースをなぞるコース」という報道でした。
――やばい!
近畿地方の住民に戦慄が走りました。台風が南の海上から近畿地方を直撃するケースは滅多になく、そうした時はろくなことにならないからです。住民は台風に備えて「第一級警戒配備」をとりました。わが家もベランダの荷物をすべて室内に入れたのです。
ところが、26日朝に台風予想は一変し、「台風は予想より日本の南海上を西進し、奄美、鹿児島方面から九州に上陸する。近畿地方への接近は29日から30日」と大幅に後へズレたのです。これが肩透かし、というか大きく予定を狂わされました。警戒配備がずーっと続くことになってしまったのです。
台風の動きは非常に遅く、実際に近畿地方へやってきたのは31日になってからでした。台風に振り回された1週間でした。そのことが端的に分かる出来事に、今日(31日)スーパーへ買い物にいって出くわしました。
――陳列棚に商品がない。
台風10号がやってくることに備え、早めの計画運休とか配送中止とかやってたからその影響でしょう。スーパーの商品が少ないんです。長期間の保管がきかないんでしょう。鮮魚の棚は空っぽでした。お肉も少ないし、お惣菜コーナーもガラガラでした。
台風自体の影響はほとんどないんですよ。雨も風もたいしたことなくて、よくある夕立の方が雨量が多いくらい。いまは晴れてますしね。なのに週末、食べるものに困ることになるとは……。
今回の台風、足が遅いことで被害が長引いています。わたしの住む地域はこのくらいの影響ですみましたが、雨や風で大きな被害に遭われた方もいるようです。こんなヘンテコな台風がやってくるのも温暖化の影響なんでしょうか。。。
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