第二陣を見守る第一陣
第二陣気まぐれダンジョン対策メンバーに依澤会長が演説している。それをしばらく黙って見ていると、1人の女が急に話し出した。
「ねぇねぇ皆ぁ!100人中何人対策メンバーに加入するか予想しようよ!当てたら景品として私の爆発を浴びせてあげる!それで私の予想は10人ね!皆は?」
そこからは皆が皆好き勝手言い始める。
「わ、私は50人。り、理由は私が呪詛を吐いた時に敵が死ぬ%と同じ数だから…。」
「いいや、アクション映画みたいに派手に100人全員加入するだろ!」
「オレは8人だ。メンバー数が今の2倍になると予想する。」
4人は第二陣達が映っている映像に興味が無くなり何人が加入するか言い争っている。
「もしかしたら100人全員入ってくれるかもしれないぜ。
理由は気まぐれダンジョンをクリアすれば簡単に強くなれると言う事を私達が証明しているからだ。
第二陣の奴らは気まぐれダンジョンさえクリアすれば簡単に強くなれると言う甘い蜜を吸うために全員対策メンバーになるぜ。」
「100人は無いでしょう。いくら私達が強くなったと証明したとして、初期の第一陣が3人も死んでいるのです。
メンバーになった最初はどんな者でも死ぬ可能性が少なからずある。
その事実に気づいた何人かは怖気付いてメンバーにならないでしょう。だから多くても70人です。」
依澤姉妹の方を見ると依澤姉妹も予想をしていた。
そんな事で騒いでいると第二陣の対策メンバー達が決まった様だ。新しいメンバー達との交流会を行う為に会場へと連れて行かれるのだった。
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