【17~24】登場人物おさらい
〈崖っぷち西州事変/忘れじのオブリージュ〉
・トウ=テン(40)
用心棒。久鳳出身。178㎝。
久鳳の元第四位将軍。妻子が殺害された事件が官僚(ハン=ロカ)の思惑によるものだったことから、以来、権力者や国家にうっすら猜疑心を持っている。
スイハの背後にハン=ロカがいることを知り、サクを連れて逃げ出した。
今後のこと、これまでのことについて、サクと二人で話をする機会を窺っている。
【最新話の近況】コスからカルグの手紙を受け取る
・サクナギ(15)
薬師。西州国出身。154㎝。
三日間眠っていたところをナサニエルの魔術で目を覚ました。なにか思い出したことがあるらしく、トウ=テンに相談する機会を窺っている。
銃声にビビって人前で獣の姿を晒してしまったことに落ち込んでいたが、それでも変わらず友だちだと言ってくれたスイハのおかげでメンタルを持ち直す。
【最新話の近況】ふて寝中
・スイハ=ヤースン(15)
ヤースン家三男。西州国出身。165㎝。
開示されたハン=ロカの過去にショックを受けつつも、「二人の問題に自分は介入できない」と早々に割り切って事実を受け入れた。トウ=テンたちに改めて協力を請うため、ナサニエルと共にサノワ村へ向かう。
自由落下したり雪山で野ざらしになったり、かなりワイルドな目に遭っている。
【最新話の近況】コスにカルグの手紙を渡した
・ナサニエル(37)
魔道士。ヨーム王国出身。175㎝。
師匠直伝の術式によって(想定外に)異変の黒幕を呼び出す。生まれつき心肺機能に欠陥を抱えていることが判明した。生きる嘘発見器。
どんなときでも飯だけは絶対に食べる。
スイハと共にサノワ村へ向かう途中、黒い獣に襲われて腐傷を負う。
【最新話の近況】療養中
・コス(20)
薬師。西州国出身。175㎝。
サクの義理の兄。幼少期に不定の狂気「偏執症」を発症。狂気自体は半年ほどで収まったものの、トラウマそのものを払拭できたわけではなく、今でもサクに近づく人間に対して病的なまでの敵意を抱く。
ヤースン家の人間のことを「西州公を利用している悪人」だと思っていた。
【最新話の近況】カルグの手紙を読んだ
・チサ(19)
主婦。西州国出身。160㎝。
コスの奥さん。基本的に夫に寄り添うスタンスでいるが、あんまり無茶をするときは後ろから殴って気絶させるくらいのことはする。
サクに友だちができたことを心から喜んでいる。
【最新話の近況】寝かしつけ成功
・セン=タイラ(32)
軍人。久鳳出身。189㎝。
メイサの婚約者。十年ぶりにトウ=テンと再会した。
過去の真相を知り、ハン=ロカに怒りを抱く。
【最新話の状況】ホノエを護衛中
・ハン=ロカ(32)
家庭教師。久鳳出身。170㎝。
罪を告白して一気に老け込んだ。実は久鳳に帰ったら即逮捕される身の上。
過去のやらかしに罪の意識はあるものの、謝ってすむことではないし、かといって殺されたくもないので今後もトウ=テンに会う気はない。まあまあのクソ野郎。
【最新話の近況】使用人たちの釈放を交渉中
・ホノエ=ヤースン(24)
ヤースン家次男。西州国出身。172㎝。
生来の素直な性格が災いし、トウ=テンにハン=ロカの存在を伝えて決裂を招いた。それに加え、使用人たちの起こした不祥事に強く責任を感じている。
ちょっと日の光を浴びて休んだほうがいい。
【最新話の状況】体調を崩して療養中
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