【01~09】登場人物おさらい
〈忘れじのオブリージュ〉
・トウ=テン(40)
用心棒。久鳳出身。178㎝。
勇者と呼ばれた男。死に場所を求めて黒い獣の討伐に参加した。死に瀕しているところをサクナギに助けられ、用心棒を頼まれる。
故郷を想起させる山暮らしで擦れたメンタルを回復中。最近、サクナギの成長ヒストリーを夢で見るようになった。よくわからないこともとりあえず受け入れるマインド。料理からDIYまでそつなくこなす、一家に一人いると助かるおじさん。
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・サクナギ(15)
薬師。西州国出身。154㎝。
白い髪の女の子。死にかけていたトウ=テンを助けて用心棒を依頼する。なにか大きな心配事を抱えているようだが、その胸の内は家族にも明かしていない。
人と違う見た目から村八分の憂き目に遭っており、口さがない者からは〈獣の子〉と呼ばれることも。実は本当に獣の姿になれる。最近、自分とよく似た気配を持つ白い鹿に出会い、色々と思うところがあるようだ。
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・コス(20)
薬師。西州国出身。175㎝。
サクの義理の兄。養母の死後、一家の大黒柱として働いている。なにか重大な秘密を抱えているようだが、その胸の内は家族にも明かしていない。
村八分のせいで少し人間不信気味。トウ=テンのことも当初は警戒していたが、サクナギが懐いているので受け入れた。屋根や道具の修繕、冬支度までしてくれて正直助かっている。
・チサ(19)
主婦。西州国出身。160㎝。
コスの奥さん。ヨウ=キキの死後、押しかけ同然で嫁いできた。
持病で苦しむ母を救ってもらったことからヨウ=キキに感謝と尊敬の念を抱いており、何があってもこの一家の味方でいようと心に決めている。
・ヨウ=キキ(故人)
医術師。久鳳出身。158㎝。
サクナギの母親。三年前に強盗に殺害される。
トウ=テンの夢枕に立った。サクナギを狙うものに強い憎しみを抱いているようだが詳細は不明。
〈崖っぷち西州事変〉
・スイハ=ヤースン(15)
ヤースン家三男。西州国出身。165㎝。
西州公の崩御から衰退の一途を辿る国を憂い、腐傷の治療法を求めて旅立つ。
父親と折り合いが悪いため、兄姉が不在のあいだは家に居着かずハン=ロカのいる義塾跡に入り浸っている。天性のコミュ強。あとシスコン。
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・ハン=ロカ(32)
家庭教師。久鳳出身。170㎝。
六年前までヤースン家に居候していた家庭教師。義塾跡で書物の蒐集をしている。
久鳳で失脚するまでの過去は黒歴史。
腐傷の治療法を捜すスイハに付き添う。
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・ナサニエル(37)
魔道士。ヨーム王国出身。175㎝。
〈竜殺し〉の弟子。再誕した竜の依頼を受けて西州の異変を調査しにきた。
ハン=ロカからスイハの護衛役に雇われる。
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・メイサ=ヤースン(23)
ヤースン家長女。西州国出身。167㎝。
次兄ホノエに代わり、コヌサで黒い獣討伐の指揮を執った。
優しくおっとりした気性で、西州の現状に胸を痛めている。男兄弟たちとは母親を別とする、いわゆる妾腹の子で、十三歳のときに本邸に引き取られた。婚約者がおり来春、久鳳に嫁ぐ予定。
・カルグ=ヤースン(32)
ヤースン家長男。西州国出身。176㎝。
一年前に腐傷を患ってから典薬寮に入院している。行方不明のユウナギ公子とは個人的に仲が良かったらしい。旅立つスイハにヨウ=キキに宛てた手紙を預ける。
・ユニ(9)
西州国出身。138㎝。
宮中で暮らす女の子。メイサやスイハのことを「姉さま、兄さま」と呼び慕う。
典薬寮に足繁く通っており、毎日カルグの病室を見舞っている。
・ラザロ=ヤースン(70)
執政官。西州国出身。174㎝。
西州公の側役。西州公の崩御後、国を支えてきた。この六年間ですっかり老け込んで疲れ果てている。西州公の遺児を捜している。
・ラカン(84)
医術師。西州国出身。169㎝。
典薬寮の長。カルグの主治医。過去三年間、謹慎を命じられていた時期がある。
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