第28話お母さんと呼びたくない
声をかけて良かったと未希は思っていた。
また逢いたい。
そういう思いが胸中に渦巻き逡巡の嵐がグルグルと未希の胸中や学生の佇まいが、去来し、回廊状態になって行く・・・。
その頃、「待ってよ春樹!」小走りで春樹の後を追いかける!泣きそうな表情に為っていた。
「奈美が親父を殺した女の娘だなんて!考えたくも無いし、とことん奈美との仲が進んでアノ女をオカアサンと呼ばなければ為らないなんて背徳の息子だぜ!」
一気に吐き捨てた春樹の怒気を奈美にぶちまけ少し足早に上体は大丸を目指していた。
「私との仲が進んだらどのようにしたいか、言ってよ春樹?」
右肘を掴み春樹の進行を制した。
「はるきい・・・?」甘えた声を出す奈美に振り向きざま!
「オマエ!最初は文付けて来てさあ今度は俺に惚れたの、なんだの言うから付き合ってやっているだろ!?イチイチトラブルが多いからうんざりなんだよ。」
「分かったもう良い!
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