第19話 ヘルプコール(神託)転生者タツタSIDE
今日俺たちは教会へやってきた。
16歳になったら教会へ来て女神像の前で洗礼を受けやっと一人前の大人として認められるのだ。
村で幼馴染の2人と共に街の教会にやって来たのだけどとんでもないことになった。
スキルを授かったのはいい、ジョブも体現されたのもいい、
俺たちは女神様が文化レベルを上げるためにこの世界へ送り込まれた転生者という事を思い出したのだ。
俺たちは3人それぞれ見つめあって・・・天を仰いだ。
まずは料理人の俺 タツタ
オタクではあるので漫画飯やアニメ飯の再現などはお手の物、転生ラノベもたしなんでいるのでお約束は理解している。
でもこの世界、料理道具がない、調味料がない、材料もほぼ地域限定、卵の生食なんてもってのほか。
マヨつくれないよね、酢はあるけどこれワインビネガーよね。
んで泡立て器ないよね、箸は作れるけど箸でマヨとかメレンゲとか作れるほどってどれだけ撹拌しなきゃいけないか。
なんとかできたのは果物を発酵させた柔らかいパンと小麦と塩からうどん。
・・・女神様!!無理ッス!!頑張るけど無理ッス~~~~!!!
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