第8話 モ、モ、モ、モンキ~、モンキ~ホッケー
アキニャーバーの道を全裸で闊歩する
それがこのボク、サキュアくん
外でも全裸ですよ、淫魔ですから。
女神様の前でも全裸でしたよ?いつ何時でも全裸です。
こちらのヒューマン種には適当に認識もされないし買い物に行くときも
声をかけると適当に周りと同じヒューマン種にも見えてるみたいです。
安心してください、はいてますよ!というやつですかね?
でもこの世界はいろいろな服とかにあふれてて偶に心の琴線に触れる
服とかあったりします。
魚を背負った太ったサルが壁に描かれたでっかい建物の商店を覗いた時にありました。
逆バニーだそうです、思わず購入してしまいました。
早速、住処にかえって装着です!装備は装備しないと意味ないぜ!!
網タイツに肩の下まであるつやつやの手袋
襟と蝶ネクタイだけの首元そしてまんまるふわふわの尻尾
胸と股間に貼る小さい布はいりません
そんなのはったら揺れないじゃないですか
腕とか曲げたときに締め付けられる感覚とギュギュウという音がいいですね。
服を着ているのに着ていない
着ていないのに拘束感を感じるというこの矛盾、たまりません。
ハイヒールを履くとつま先立ちで力が入りなんか足もすらりという感じになります。
かっこいいですね、淫魔心がくすぐられます。
スマホで自撮りとかいうのもやってみます。
いいですねいいですね、なんかこう楽しいです。
思わず淫魔的見せつけるセクシーポーズを撮り女神さまに送ってしまいました。
どうでしょうか!?
しばらくのちにお叱りの神託が返ってきました。
しょんぼり。
ライティングがダメダメだそうです、多方面からあたるように
複数のライトとレフ板を使いなさいと言われました。
さすが女神様です、後光とか降臨時の天からの光とかでライティングや演出に
一切の妥協がありません。
ビルの違うフロアに撮影スタジオセットでも設置しましょうかね。
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