第4話 種族的なお食事をしよう1
僕の種族は雑種の悪魔、とはいえ淫魔の性質が多い。
お腹も心も満たされていてもなかなか満たされにくいのが性的なムラムラ。
力しか能のない種族のやつらは人間の村襲って女性さらってきてたとか
やってたけどさー、結局長い目みたら逆襲されてるし滅ぼされてるし。
で、過去のご先祖は考えました。
夢の中なら被害者的にノーカンじゃね?で夢に入ってワッショイしてたわけですよ。
もちろんその能力はボクにも使えるわけで。
アキニャーバーの駅でみかけたビシっとスーツをきめたきれいな
おねーさんの夢にお邪魔してみたんだけど夢の中でも仕事してて
怒鳴られてて泣いて叫んでたから慰めて話聞いて相談乗ってって
ワッショイどころじゃなかったよ・・・
最終的には夢の中で願望解き放ってあげたけど猫が大量にやってきて
そのなかに埋もれて「モフモフ・・・」って呟いて動かなくなってた。
後日なんか仕事辞めて猫カフェ始めたらしい。
繁盛するよう祈ってます。あ、異世界の女神の加護(小)がおねーさんに!!
マメに見に行ってフォローするように、そしてモフモフの映像をこちらに送るようにとの神託が!!
うん、向こうの凶悪なモフモフとちがってこっちの世界のモフモフはかわいいよね。
後日おねーさんの夢の中におじゃましたらおねーさんについた加護の効果で
夢に入った途端賢者タイムみたいになっちゃったよ。
相談とか要望とか雑談とかして帰ってきました。ちくせう。
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