第16曲 十二律【下】 {神仙}
獄 『まーーーーーーーじでどこだここぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』
お
ぉ
ぉ
ぉ
ぉ
お
ぉ
!!!!!
獄の声が辺りに響いた。
現在獄は5つの塔のうちの4つ目にいた、、、
そしてその塔は難関の試験を突破し進級した4年生の塔であった。
獄 『はぁ叫んでも無駄だよなぁ、とりあえずここら辺で誰かに聞くかぁ』
と
人が居そうなところに歩いていると、、、
? 『なぁ?聞いたか?俺退学だってよ!ギャハハハ』
汚いノイズがこちらに向かって来た。
?? 『まっ俺もあいつらの顔見たくねぇからやーめよっ笑、進級できなかったし笑笑』
? 『おい、誰かいんぞ?』
?? 『あ?誰だテメェ?』
案の定鉢合わせてしまった、、、。
獄 『?』
『あ、楽長室どこか分かりますか?』
? 『は?誰だって聞いてんだよ』
獄 『別に名前なんていいでしょ?どこにあるか知ってんすか?知らないんすか?』
『知らないなら別の人に聞くんで。』
『じゃっ👋』
そう言って横切ろうした瞬間、、、。
ゴボッッッ!
獄 『ガッ!!』
獄の態度にイラついた生徒は獄が横切ろうとした瞬間脇腹に蹴りを入れたのであった。
獄 『いき、なり、何しやがんだてめぇ』
?? 『お前がそんな態度取ってんのがいけねぇんだろがよ?』
? 『お前、一年だろ?一年は先輩の奴隷になんのが当たり前なんだよッ!!』
そしてまた獄を蹴ろうとした瞬間。
おい、何してんだよ。
? 『?!』
獄を蹴ろうとした脚がピタリと止まった、、
?? 『お前?!なんでここにいんだよ!』
ここエデンの園には人並み外れた才能を持つものが在学している、勿論ここに入学する時点で将来が確立するほどの才能を有しているのは明白であるがその生徒達よりも数段上の才能を持つものが居てしまうのである。
その者たちをエデンの園ではこう言う
それに加えてこの十二律の中でも
そして今獄を蹴ろうとした男の脚を止めた人物こそ。
【
【AVUNDY】アヴァンディ
? 『アヴァ君よぉ〜授業はどうしたんだ?』
アヴァ 『雨さんとご飯行ってたんだよ、それよりお前何やってんだよ?そいつ一年だろ?』
? 『お前には関係ないだろ?首っ込んでくんなや生真面目君っ』
?? 『また藤井雨とか
アヴァ 〔ピキッ〕
言うやつと居たのかよ、次俺らの邪魔したらお前とそいつ締めっからn』
ドゴァオン!!!!!!!
アヴァ 『雨【さん】な、呼び捨てんなお前』
獄 『なんだあの人、、くそつぇ〜、、、。』
『一瞬だけどなんか見えたぞ、すげぇいい音も聞こえた。』
アヴァ 『大丈夫か?』
獄 『あ、大丈夫っす〔この人は怒らせたらダメなタイプだ、、、〕全然平気です!』
アヴァ 『そうか、それじゃ俺はここでっ』
獄 『待って下さい!楽長室ってどこにあるか知ってますか?』
アヴァ 『まさかお前が獄?』
獄 『え、はい?そうですけど』
アヴァ 『なんだ見っけたわ笑、玉城さんが探してたぞ?』
獄 『いや、俺も探してたんですよその人!』
アヴァ 『着いてきな、案内するぜ』
獄 『あざっす!』
そう言って獄はアヴァンディに連れて行ってもらった、、、
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