青防の守り人:Blue Archives

雪瀬 恭志

第一章:世界観

世界観

過人戦かじんせん

文明が極めて高度な時代、所謂「黄金時代」に大気中で発見された万能資源「エーテル」と、それを使用しエネルギーに変換できる装置「ガルム・ドライブ」を巡る国家間の戦争のこと。


結末は、戦争末期にフレーム(別資料にて公開)の元になった「ストラクチャ」という決戦兵器が開発・導入され、戦争は終焉を迎える。


これにより各国の文明はほぼ崩壊し、その後はこの戦争やそれ以前で得た物(エーテルやガルムドライブ)を活かして文明を形成していくことになる。


四百年たった今日でも戦争の内容の確固たる詳細、特に「ストラクチャを製造し、戦線に導入した国」の情報が示されておらず、スカブの発掘調査や遺骸等を用いての調査が進まれている。

なお、今作の重要アイテムである「フレーム」はこの調査による研究にて培った技術で獲得したものでもある。


[未来の地球、及び国家]

科学技術と医療、その他の技術レベルが過人戦で得た技術やエーテル、そしてガルムドライブ等によって格段に向上し、人々の生活が比較的豊かになった世界。


各国家の経済は安定しているが、


・アフリカや中南米、ヨーロッパの一部地域、宗教が入り乱れる地域に位置する場所では都市などが形成され、昔のような雰囲気はほぼないが治安がまだ問題視されている。


・旧ヨーロッパ郡は戦後でも変わらず観光地として有名。



等の変化や共通点が見られる。



フレームや、戦時中に生まれた技術によっての影響も……


・格段に作業効率が良くなり、都市化が急速に進んだ。


・戦争の後遺症として、生態系は食物連鎖などの絶対ルールは維持しているものの、種類が極限まで減り、絶滅危惧種がかなり増えた。また、戦中の際に使われた兵器によって、ユーラシア大陸の中央部に小規模のクレーターが出来上がっている。(今は緑化が進み、樹海となっている。)


・どこの国も様々な人種で構成されているが、あらかた戦前と同じ感じ。


この物語の世界全体の技術進歩が規格外レベルで高く、中でも「AI」技術については特に著しい発展を遂げている。(戦時中に使われた兵器の技術が発展を促進させた。)



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【旧時代】

過人戦が勃発する【黄金時代】より前の時代。

暦は西暦。

技術力は黄金時代や創暦時代(現代)より劣るものの、豊富な文化で暮らしを発展させてきた。


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【以下「過人戦」後に起きた大きな事故など】


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【アルミサエル臨界事故】


中東地域での日本を含む複数国を交えての合同演習中に起きた事故


「アルミサエル」というフレームに搭載されていたガルム・ドライブの出力が突如臨界点を突破し爆発、その結果周囲にいた兵士や自衛官などを死傷させる大事故に至った。

この事故により本作の重要人物の1人である綺更は大切な人を失う事になり、自身も片手足が欠損するなどの瀕死の重症を負うことになる。


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【呉石事件】

本作の主人公である桜那、その姉である杠波が連れ去られた際に起きた事件。

内容としては「リアグ・ストールの幹部である莉生らハイエナ小隊がステルス機を用いて桜那達呉石家を中心とした周辺を襲撃し、その際に姉である杠波を拉致した」というもの。

またこの際に主人公の桜那は、襲撃の際に裂傷や火傷などの重症を負うことになる。


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