兄さんと呼びたくて
色葉みと
兄さんと呼びたくて
これは、色葉みとの日常の出来事。某SNSで知り合ったある人を兄と呼び始めたときの物語である。
※
***
「好きに呼んでね」
そう言われたのはその人と知り合ってから3、4日経ったときだった。
その人は私的にめちゃくちゃ尊敬できる人で、家と心の中では「兄さん」と呼んでいた。だが、本人には「さん」付けのまま。
これは許可を取って本人に向かって「兄さん」と呼ぶチャンスでは?!
そう思った私はその旨を伝えた。
「兄さん……! ぜひ! 『にぃ』でも良いですよ!」
そんな言葉が返ってきた。
まず、「ぜひ」という返事が来るとは思っていなかったので驚いた。
次に、なんだか感動しているような文面で、伝えてよかったなと思った。
そしてなにより、「にぃ」でも良いとのこと。
これに私のテンションは爆上がりした。ここで重要なのは、テンションがただ上がったのではなく、爆上がりしたということだ。
なぜかって? その呼び方のほうがしっくりくると思ったから。
私の頭の中:
「にぃ? にぃ?! 呼びます! 呼ばせていただきます! やった!!」
といった感じになった。
その爆上がりしたテンションのおかげでつい「兄ができた…! 嬉しい……!!」と某SNSに投稿してしまった。
テンションってすごいね。
それから私はその人を名前
にぃをはじめとしたさまざまな友達と楽しく仲良く繋がっていられたら良いな。
その気持ちをここに記しておきます。
兄さんと呼びたくて 色葉みと @mitohano
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