第10話 ハマノ村ダンジョンⅤ 


 ダンジョンの51層に二人は降りて来た、今はチ-ム心の光がダンジョンから出て


休憩中なので、ここから先はハナとの独断に成るので楽しみが沸く感じだ、51層は


洞窟エリアの様で少し薄暗いが俺は夜目も利き、ハナも狼獣人なだけに夜目が利く


ので、二人にはこの薄暗いのは気にも成らない程度だった、最初に出て来たのが


ムカデの魔物で3m程の奴が2匹いた、鑑定するとダンジョンムカデとあり噛みつき


と牙に毒が有るようで、動きが素早いみたいなので気を付ける様にハナにも告げ、


拘束をかけると止まり二人で一気にケリを付けた、ここは虫系の魔物が多いので


虫は寒さに弱いので魔法を考案した、水と風の魔法を合わせ氷を作り出したので、


冷気と言う魔法で洞窟などの狭い空間は特に効果が高い、周囲の温度を一気に下げ


-3度まで下がる魔法だ、なので我々も寒いのでシールドを張り防ぐ必要がある、


そんな考案も有り順調に進み階段のところまで来たら、階段の降り口を蜘蛛の糸で塞


ぎアラクネがいた、アラクネの周りには子蜘蛛が50匹程固まり、俺たち二人があと2


~3歩行くと攻撃されていたが運よく手前で止まり、攻撃されなかったようだが階段


が占拠されて居るので、こちらから攻撃を仕掛けてアラクネを撃破しないと、降りら


れないので俺が冷気魔法で一気に温度を下げると、アラクネも動きが悪く成り二人で


飛び出して剣で止めを刺して周り、最後にアラクネも二人で倒して蜘蛛の糸を取り、


階段を降りて52層に来たら遺跡だった、51層では俺が2つ上がりハナも1つ上がったの


で38に成った、ここで最初に遭遇したのは吸血鬼で蝙蝠がいきなり人(吸血鬼)に


なった、それに驚き隙が出来たのでもう少しで血を吸われる所だったが、ハナは匂い


で分かって居たようで吸血鬼を切って退治してくれた、「サンキューハナ」と礼は言っ


ておいた(親しき中にも礼儀あり)と頭に浮かんだが意味は分からなかった、そこか


ら吸血鬼が団体で来たりスケルトンが来たりして階段のある部屋に来たら、デュラハ


ンが立って居たので光ボムを打つも、あまり効果がなくてデュラハンは死霊系ではな


くて、最初は精霊系だったそうでいつの間にか死霊の仲間に成って居たそうだ、鑑定


するとレベルが43で俺より少し低いが強敵だ、あとは剣技レベルが5ありあの鎧が魔


法を弾く様だ、ハナと二人の連携を発揮して攻撃するとスピ-ドはハナが上の様だ


し、剣に魔力を纏わせると俺の剣が通用したので、二人の連携を見せながら戦いやっ


と倒したら、ハナが2つ上がり俺も2つ上がった最近ハナのレベルの上りが早くなった


気がする、53層に降りた所でテントを出してシ-ルドを張り寝る事にした、朝起きて


見るとハナは寝て居たので起こさない様に気を付け、テントを出てから少し離れて


素振りを始めた、ストレッチも少ししてから朝ごはんの準備を始めると、ハナが起き


て来たごめんごめんと言いながら私も手伝うと言いつつ顔を洗って居た、食事も済み


53層に出たら沼地で広大な池の様な湖の様な場所だった、池の周りをくねくねと進み


サ-チを使いながら行くと水の中に何かの反応がある、ハナに伝えて傍に有った石を


投げ込んだら、出て来たのが鰐で大きさが12m程有り鑑定するとダンジョン大鰐とあ


り、大きさが12mで噛みつきだけの攻撃で陸に上がると動きが遅いとあり、今がチャ


ンスとばかりにハナが頭に剣を突き刺した、こうして鰐は倒して進むと大きなカエル


が出て来た、これも一応鑑定してみたら大緑ガエルと言う名前の様で、得意技がジャ


ンプと呑み込みでレベル3のカエルで、大きさが2.5mほどで鳴き声がうるさいと思っ


て居ると、鳴き声で仲間を呼び寄せたようでゲロゲロと泣きながら集まって来た、


外で広いが俺は冷気魔法を発動したらかなりの寒さに成った、カエルの動きが悪


く成ったので片っ端から剣で突き刺したらほとんどが死んだが、元々水の中にいた


2~3匹が逃げていった、そこを過ぎると出島の様になった所にリザードマンの部落が


出来て居た、そこに俺がファイア-ボムを10連打ち込みリザードマンが右往左往する


間にハナが切り込み、それに俺も続き切り込んで倒してゆきボスの様なリザードマン


を倒すと最後だった、俺とハナのレベルがまた上がったハナがレベル40に成り俺が


50に成った、その出島に階段があり54層に降りたら、そこは花が咲き誇る理想卿の様


な所だった、暫く進むと泉があったので休憩と食事を取り、花を眺めていると俺のそ


ばに何かが来たのが分かった、するとその何かが俺に話しかけて来たが声は聞こえ


ず、念話と言う精神に直接言葉を贈る仕組みの様だ、その話掛けて来たのは精霊で


水の精霊のウンディーネのようで、(あなた達は何をしにここに来たのか泉は荒らさ


ないで)と念話して来た、精霊に俺は質問を返した(あなたはどうして俺たちの所に


来たのか)と心で考えると、精霊は(あなたは普通の人とは違い何か神的な者の様な


感じがする)と帰って来たが、なんの事やら分からなかったが精霊が(その内分かる


はず)と言った、そんな精霊に階段の場所を聞き行くと有った、55層に来たそこには


休憩所が無かったので、一気に行く事にした55層は森で1日掛かり階段を見付け56層


は竹林で竹の葉で滑り歩き難いが魔物は、ムカデに蛇、蜘蛛が出て来たが倒して57層


に着いた、ここまで又1日掛かったので階段下で休み1日1層のペースに成って来た、


57層に58層も1日掛かりクリアして59層に来た、ここは遺跡の様で幾つかの塔も残り


魔物も多そうだ遺跡の道も複雑で、サーチを使うも道のはっきりしない所が有り


迷いそうだ、そうしてうろついて居たら大きめのモンスタ-ハウスがあり、サーチに


は道がその中を突き抜けている様な感じで、ハウスに二人で入り先ず俺がウィンドカ


タ-を連発して数を減らし、死霊系も居たので光ボムを数発撃ち死霊を倒したら残っ


て居たのが、キメラが2体残って居た1体は虎をベースにしたキメラで、もう1体は


ライオンをベースにして居て、大きさが半端ないどちらも体長が尻尾の先まで入れる


と7mは有りそうで、羽が有り飛べるようだし風魔法と土魔法が使える様で、ウィン


ドカッタ-にア-ススピアが飛んでくるので、俺がシ-ルドで防ぎながら考えると


浮かんだのが、ライトニングスピアで両方に数発撃ち込んで見ると、両方共に羽に


穴が開き体が痺れたようで、落下して苦しんでいたのでチャンスとばかりに剣を振っ


た所、キメラの首が落ちて倒していたので、ハウスの至る所に落ちて居た魔石を収納


して居ると、その奥に階段が有ったので60層のボス部屋につく所でテントを出して


寝る事にした、8時間ほどの睡眠と食事を取ったが、50層から60層までほぼ10日掛か


り、チーム心の光もすでに52層か53層に来ているはずで、60層のボスに挑む前に確認


するとハナがレベル45に成り俺が56に成って居た、ボスに挑む事にして部屋に入ると


ボスはヘルハウンドで色がま黒で頭が2つの魔物で、鑑定するとレベルが55有り闇魔


法が使える様だが死霊系の魔物で光魔法に弱い様だ、俺が先制攻撃の光ボムを放つと


ヘルハウンドは消えた様にいなくなり、俺の陰から現れたので二人にシールド張り通


れなくして光ボムをもう一度放つと、ヘルハウンドがシールドに阻まれて陰に入れず


に光魔法に当たり、倒れて居たのお見逃さず二人で別々の首を斬ると、ヘルハウンド


が消えて宝箱と階段が現れた、宝箱には魔法のブーツが入って居た装備すると素早さ


と防御が+20でハナに装備してもらう事にした、階段を降りると大きな水晶があり


水晶が俺に念話を飛ばして来た、(あなたが新しいマスタ-ですね)として来たが


俺が(マスタ-に成ってもいいがここに居なくてもいいなら)と言うと、良いですよ


マスタ-は別に仕事ないし(じゃなるよ)と送ると(有難うございます)コアに


(直ぐに別の者に制覇されても嫌なので、階層を増やしたいがどうしたら良い)と聞


くと、(何層まで増やしますか)と聞いて来たので20層増やし(今ダンジョン内


に入って居る冒険者を全部外に出せるか)と聞くと(できますよ遣りますか)と


来たので、やって貰って20層ふやして貰い81層にマスタール-ムを設置してもらった


そしてコアに花の匂い亭のそばに転移してもらい宿に帰った。








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