理系大学生の諸々

キウイ

2023 後半戦

第1話 もう寝る

 このコーナーでは国公立総合大学に通う理系化学専攻の1年生が日々感じていることやとにかく口にしたい話題を淡々と記していくことにする。パソコンでポチポチ打つだけでも満足できることに気づいたのだ。タイピングの練習にもなるし。


 では早速記念すべき1話目なのだが残念なことに私はもう寝なければいけない。明日も必修の授業が1限から入っており早く起きて電車に乗る必要があるからだ。授業の中には出席を評価に含めないものもあるのだが、明日の授業は遅刻も許されないスパルタ教授によるもので楽することが出来ない。別に演習の授業くらい休んでもまあしょうが無いかーぐらいのテンションで受けさせてくれればいいのに。毎週レポートを提出するだけのやる気の無い教授どもを見習って欲しいね。


 さて明日の1限は熱統計力学という分野の授業だ。化学専攻である自分にはいささか関連の薄そうな内容だがそんなことは無い。化学と物理は表裏一体。片方を学んだところで実践的ではないし、必ず途中でもう片方を欲するときが来る。これを実感したときはねまあ絶望したよね。物理からは逃げられないのかってね。


 大学受験一番苦しんだ科目はと聞かれたら多分自分は物理と答える。もうそんぐらい理解に時間を要した。物理って高度な内容になるほどさ、いやそうはいかんやろって論理や式が出てきて無理矢理理解させようとする感じがほんとに嫌いだった。共通テストレベルだったら別にできんだよ。そこからはもう自分の許容範囲の広さ次第。へーそうなんだを延々と繰り返すのよ。どれも飲み込むしか無くてそれを別の範囲に活用するときた。わからんところが無限増殖していく感じほんと気味が悪いったらありゃしない。


 俯瞰してみてみるとね高校範囲でも化学と物理がつながってるのがわかるんよね。一番わかりやすいのは状態方程式の単元。どっちもほぼ同じ説明が教科書に出てるんだけど、問題への活用の仕方はまあ違う。でもなんか似てる。化学は化学、物理は物理で違う側面から物事を指し計ってるのがよくわかるんだ。次点では原子の分野。ぶっちゃけ高校化学の分野ではあまり触れられないから印象は薄いけどこれも化学と物理の交わらないアプローチを感じられると思った。


 勉強しなければならないと知ったときは絶望したけど今はそんなでも無い。なぜならね、やることがほぼ計算であまり頭を使わなくていいからさ。さっきも書いたけど自分は物理の無理矢理ねじこむようなごり押し論理が嫌いなだけでそれに関わる計算は受け入れていたんだ。じゃあその論理のところがなくなったらどうなる。そりゃもう大歓迎よ。計算に計算に計算。小学生の頃から大好きだった無心で行う計算な訳ですよ。知恵を振り絞りブドウ糖を酷使して頭がパンクするほど頑張って問題と向き合う必要が無いってのは大変気が楽だ。最高だね。


 おっと睡眠時間が6時間を切りそうだ。別に電車で睡眠をとることも出来るがベッドで寝る方が何倍もいい。早くこのパソコンを閉じて寝ることにしよう。


 何かいい話題が思いつけば明日も書くかな

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