第8話
「そこの子に、一様自己紹介しとくにゃ、にゃーの名前はネ……じゃなかった。魔法協会4剣が一柱クトネシリカ」
魔法協会の4剣、それぞれが伝説の剣の名前を持った幹部だ。ちなみに、初めてあった時は、普通に本名であるネコクサと言っていた………煽るか
「ネコクサまだそんな、厨二病全開のコードネーム使ってんのか?恥ずかしい」
バチバチに煽ってやった。俺がこれをやられたらブチギレる自信がある。ネコクサは、手を交差させて、何かをつぶやいている。
「
空気中に、氷でできた無数の槍が現れ、こちらに向かって放たれる。どうやら気には触ったらしい、がこのまま当たる俺でもない。
「
最初に煽っておきながら言うのもなんだが、こいつの氷魔法は、そこら辺の奴らとは比べ物にならない程に強い、だからこそ協会の最高幹部に慣れたのだろうが、ユリカがいるのに派手なことはできない
「あんまり使いたくなかったが、
熱によって分身を作り出す、行ってしまえば、ほぼ陽炎と一緒だが、逃げるにはうってつけの………あれなんかへんだぞ
「確か陽炎は空気を熱して屈折率を変える、なら根本の空気を冷やせばいいんじゃニャいか?」
おーマジか、少し考えればわかることだが、確かに冷やせばいいだけだもんなそうだよな、さてと逃げられなくなったどうしよう何も思いつかん
「スチームベール」
後ろからユリカの声が聞こえる。その間3秒煙が森の色んなところに、張り巡らされ呼吸困難に陥る。言っている通り痛いもんは痛いし苦しいもんは苦しいのだ。
「大丈夫でしょう」
ユリカの声どうやら、無事らしいがどうやった………
「それ俺にもちょうだいよ」
ガスマスクとは、古典的だが効果は抜群だ。当の本人からガスマスクを貰い受けそもままダッシュ!
「逃げ切れたか?」
どうやら巻いたらしいが、
「ないあの時計がない!」
時計?ああ魔道具のでもなんでないんだ?
――――――――――――――――
「天命の時計こっちが、ニャーたちが狙ってたもんにゃ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます