第18話 女神譲渡

そんな、内容の濃い二年間だった。


二年間で、現在の保有女神ポイントは1億を超えてまっせ。すげーだろ。

でもこれだけあってもまだ女神パワーは全開になっていない。開放できていない部分がある。

その代表的なやつは、

  【女神譲渡】

これ。つまり、最初に俺がされたあれだ。曰く付きだ。

他の女神パワーは数千から数万ポイントで取れた。一億あって開放できないのは、ちょっとおかしい。

自分から「めがみ」と名乗った「本当のめがみ」専用パワーだろうか。

偽物の俺では一生使えない気がする。

……。

女神な俺。代理だが。代理? んーなんか違う希ガス。


ま、真のエンディングは【女神譲渡】を得たとき、ということで。……まだまだ先になりそう。


あ、ヨロって最後につけるんだった。


二年。あ、二年といっても二年じゃないかもしれません。時計、無いので。なんとなく二年ということで。いまさらですが。

当方、二年女神をやっておりましてですね、ちょっとやる事、やりきってしましましてですねぇ、飽きましてですねぇ、私。

あ、俺、の方がいいか。

大概の転生で「めがみ1」の体を使っていたせいか、俺も私もごっちゃになってます、なってるわ、なってんねん。なる。海賊王に、俺はなる!

じゃねーわ。


え? なんで「めがみ1」ばかり使ってたかって?

それはもう、ね。あれですよあれ。もう、わかってるでしょ?

ボンキュッボンの方がウケが良いからにきまってるザマスますわよ。おほほほほ。


で。

飽きたなら何か違うことをしようかと、思いまして。

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