住所のわからない女
杏たくし
住所のわからない女
春子は家を出て民泊のホテルなど1人で
その日暮らしを送っていた
そんな生活でも意外と生活出来るものだと思っていたし
でも
こんな生活がいつまで続くのか
予想もしてなかった
生活の為の仕事の量には
春子は、体力には自信があるから
身体を使うのは秘訣がある
まぁ大変だけど毎日違う場所での仕事だった
そう言う生活での心配は色々あるが
その中の1つが洗濯である着ている物を洗う下着などが結構というか
とても大変な事に気が付いた
量で言うと下着を10着ほど合わせて買った
洗濯は乾かさないといけないので
1日から2日宿泊しなくてはいけなかったホテルや民泊のアパートに。
この仕事のその筋の先輩に
みや子
と言う名前を使っている人がいる
その人のアドバイスは
「上下の下着は違いがあってもいてもいいのよ」
と言われて
ホッとした事がある。
みや子に聞いたことがある。先輩に
「どういうきっかけでこの仕事に就いたのですか」と
いつも香水を付けていていい匂いがほのかにしていたのも
春子は気になっていたが
話すのには順序が
あると思い
その時みや子はいきなりタバコをバックから取り出し
話してくれた。
付き合って、いた男と別れて3年経って連絡して
再開した頃ぐらいかな
と
そしてその時の私を見てどう思うかなと思って会ったの
付き合っていた頃
私は
タバコは吸ったことが無かったのだけど
男と会った時タバコを
吸ったのよ、
当て付けに
その男がどう思うかわ知らないけどどうかなって
それだけかなと
春子は
わからなかったが
「そうですか」
と言ったがみや子はタバコを灰皿に置いてしばらくタバコの煙が出ているのを見つめ消した。
春子は香水の香りとタバコの匂いが少し
みや子の匂いを覚えてしまった。
この筋の取りまとめ見届け人みたいな方で
なし
と言う方が居る
皆が
なしさん
と言っている
名前の由来は知らないが春子もと呼んでいる
不動産の物件など民泊宿泊ホテルなどの手配をしてくれる
必ず必要な方だ。
なしの口癖は会った時皆に
はやく寝なぁと言う
春子は自分も言われるのか会った時言われると思っていたが
なし
から
はやく寝なぁが言われなかった
少し気になって3回のセッテングの時なし
に思い切って1度聞いた
皆いんなには
必ずはやく寝なぁと会った時言うのに私は....
なし
は春子に
歳はいくつかなと言って微笑んだ
そして
はやく帰りぃー
微笑みながら目をつむって言った
春子ちゃんは若いからと言ってはやく帰りなぁな
また目を閉じて微笑んだ。
#2
仕事の内容は基本
雑学 雑談 雑務 と面接が終わって
言われたそして手帳を渡された担当から
面接の内容は至って簡単だった春子にとっては
履歴書は要らなかった
書類に
国籍 本籍地 生年月日
本名名前を書き
あとは
身分証明書いるものらしき物は、
春子は実家からでてきたばかりで
住所が無かったのでその事を話すと面接官の方が
「家出ですか」
「いいえ違います」
春子にここに来る前の最後の住所登録をしていたところの住所を書いて下さいと言われ
春子は
「本籍地と一緒です」
面接官の担当は
「その住所が家を出た時の住所と最後の住所になります」
住所欄にも書いて下さいと言われ
そして基本はなんで仕方っけと聞かれ春子は
「雑学雑談雑務」と答えた
それから面接官は今現在住んでいる所からここに来たのは
何処ですかと聞かれ
民泊のアパートです」と言って民泊やホテルを転々として今居ることを話した
旅行者じゃありませんと伝え
メモを取っていた担当が
「それから」と言われ
春子は「えっ」と言って
担当は
連絡手段はどうしたらいいですかと春子に聞いている担当は書類の裏面を見て下さいと春子に伝えた
書類の裏面にはまだ記入欄があった
春子は「すいません」
担当はゆっくりでいいので私の事は気にしなくていいから書いて下さいと言って春子は
落ち着いた
面接官と担当と春子の3人の事務所の中で行われた
面接はそのようなものだった
春子は
雑学
雑談
雑務
と知った事でもあった
朝起きると頭が覚める感覚がない
話す人がいなく窓からの風景を見る
1人で生活する初めはそんなものかと
でも
仕事と云う今のところ生きがいになっていた春子だった
生活の為だったが
仕事が1ヶ月過ぎ
勉強中だった
仕事の1つに注意することは
ストカー対策などあったが
その為に何か考え無くてはいけなく
それでマスクとメガネだったたまに着用している
寝起きから
洗面を済ませ
休みだからゆっくりしようと時計を見るとまだ午前中だったが10時だった天気の今日の温度は26℃過ごしやすい10月の中旬秋もぼちぼち色づいて来る頃今日はたまたま西陽部屋だった日当たりがそれからまたベッドに潜る
いい体温の温度と寝具の冷たさがあった
うたた寝から
40分から2時間で目が覚めると
時間が経っていた秋空だった窓に写る太陽の部屋に射し込む光は
水分を身体から出しそして
水分を取る
いい日だった
それからうたた寝から目が覚めてから2時間は起きている
まま寝ている様な体調午後少し暑くなり時計の温度計を見ると28℃になっていたそれから29℃になりまだ日中は
まだ暑かった窓が眩しい
西陽の窓のある部屋で
休日を過ごした春子だった。
生活に追われていた
春子だった
そして
仕事の方も少し慣れてきた頃であった
連絡事項
移る部屋
日常
仕事
その中での生活環境だった
今日は
仕事の日
目覚めのいい朝だった
それは
目覚めて昨日の事を考えない
朝だった
その事に
何も問題を抱えて無い
朝だから
少し寒いが飲み物を呑む
心が落ち着いた
シャワーを浴びようとしていた
入浴を簡単に済ますように考え
た
今年を振り返りかえようと
数か月を少し過ぎたぐらい経つ
外は晴れていた
加湿器を付け湯気で
西側の窓ガラスがくもる
バスルームに行き湯を出したが
まだシャワーは浴びない
まったり
朝の時間を
冷たい飲み物と
温かい飲み物を
飲む
ひと息に入るまでの
時間ホッとした心のゆとりだった
予定を昨日の今日考えてない日だった
ゆっくりする事にした
シャワーを浴びてから
今日のスタートが始まる事にした
住所のわからない女 杏たくし @yasudataihou
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