第18話

そして、


「優!!」


元カノが俺に迫ってきた。


「どうしたの?春?」


「どうしたのじゃないわよ!!聞いたわよ!!優!!私でも流石に許せない!!」


全く分からない。


「この子がアンタに叩かれてたって言ってるの!!」


俺は当然そんなことはして無い。


「目撃者もたくさん居るんだから」


「違う、本当に違うよ、花!」


「嘘だよ!!この子は嘘言わないもん!!」


そう、そう言って泣いて手を押さえてる子は、俺が花と付き合ってる頃から仲が良かった、宮さんだ。


花が信じてしまうのも分かる。それに別れてしまった俺のことを信じろと言う方が無理があるだろう。


そして、俺はその後、クラスメイトから散々言われた。囲まれて、ゴミや、害虫、う○こ、とか下痢とか散々だった。


何より花からもゴミやろうと言われたのが一番精神的にダメージがデカかった。


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