第12話

俺はお母さんに言われた。


せめて毛糸があったらマフラーとか作って上げれるのにと、


そこで俺は学校の先生に頼んで、余った繊維を貰ってきた。


「ありがとう!!優!!ありがとう!!」


お母さんは泣いて居た。


俺はお母さんを抱きしめて、


「マフラー楽しみにしてるね。出来れば大きいやつで」


俺はお母さんに作って貰ったマフラーを妹と一緒に付けた。


いつかは花とも二人で巻いてゆっくり出来たならと思った。


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