第2話コロナの研究2
dying by covid-19 is not physical but soul コロナで死んでいくのは身体ではなく心だと。伊東乾はコロナ対応の誤りを暗に認めた。彼は今数学に傾倒しているようです。数学はウソをつかないから好きだと。
コロナ対応では、WHOや権威ある専門家たちがメディアやSNSで言論封殺をしてまで自説を押し通しましたね。パンデミックは人類存亡の危機、ワクチンは絶対安全。その挙げ句が今の有り様です。
別にわたしの主張は変わらない。コロナは確かに重篤な疾病であるが、人類がすべてを犠牲にして避けるほどのものではない。そもそも避けようがない。パンデミック初期の時点では全員が「付け焼き刃」だったのですから間違えるのは仕方のないことです。完全に誤りだった訳でもないし。
現在でも専門家たちの意見は重要である。数学と同じで答えが合ってようが間違ってようが、どちらでもいいというか。肝心なのは内容、プロセスで。内容を伴っていればいつかは勝てる、とオシムさんも言っていた。
いずれにしろ、コロナの正体はだいぶ解明されてきた。ワクチンも日本製を始め、今後は安全性の高いものが出てくるでしょう。その場合はわたしもワクチンを毎年打つつもりです。
コロナの正体は次第に明らかになってきました。高齢者以外はそこまで恐れるほどの感染症ではないが、フォッグブレイン、味覚障害、生殖機能障害などの後遺症は若年層でも、やはり存在する。判断は難しいですが、程々の所で折り合いを付け、要所では「諦める」という事が必要になって来る。
一言だけ宜しいか。パンデミックに当たり多くの科学者は対応を間違えた。完全に間違えていた訳ではなく科学的には正しかったのかもしれないが、歴史の文脈の中ではもっと違う方向性が予見できた。ではなぜ科学者たちは誤ったのか。それは自然に対する畏れ。数学や科学で世界の森羅万象まで
コントロールできると、ある意味思い上がっていた。パンデミックに正しく向き合うには、科学や数学、哲学をも超えた、もっと本質的で根源的なアプローチを最初からするべきではなかったのか。「おこがましいと思わんかね」ブラックジャックの本間先生の問い掛けが身に染みます。
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