第8話
ー8ー
さて文学をちょっと離れよう。音楽はどうか。これはもうパクリの連続の世界である。似たような大差ない曲を新曲として売り出すのはやめてくれ。誰とは言わないが本人もパクっているのをご存知かもしれないがパクリの名手がいる。非常に長くやっているバンドだ。時々独創性のある曲だなと思わせても誰かのパクリだったりする。だいたい音楽自体がパクりパクられるようにできている。どれとも似ていない曲があったら聴かせてくれ。音楽は互いに影響しあって発展してきたのだからパクリも当然と思われる。つまりどんな曲を作っても新曲とはなのらないでくれ。この曲はこの曲のこことここをパクりましたとクレジットに書いておいて欲しい。
さてクラシックであるがこれも異様な世界である。もう誰もが聞き飽きた曲を性懲りも無く演奏する。この曲は誰々のが最高だからこれ以上は無理だといっても毎年コンクールをやる。飽き飽きした曲をちょっとの変化で個性づけようとする。ここも飽和状態だ。どの演奏も大差ないし、楽器が3億するのもあるらしい。そういうのはみんな山に積んで燃やして仕舞えばいい。昔の曲の譜面もだ。クラシックがほとんど聞かれなくなれば新しい音楽もできよう。だがポップスでは無理だ、ゆすりタカリパクリの世界だからだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます