女性にはないアレを付けようか悩んでる百合の話

藤いろ

第1話

アレを付けようか迷ってる。女の私にはないアレだ!

私には彼女がいる。一線なんて何十回と超えている。なんなら毎日超えてる。

満足させてる自信はある。あの子だって気持ち良いと言ってくれてるし、あーでも気絶させた事はないんだよなぁ

それにアレはとても気持ち良いと聞く。私も経験ないから分からないけど、生だと尚良いらしい。

少しは気になる。が!男なんて気持ち悪いもの触れたくもない!ましてやあの子に触るなんて万死に値する!!

結果、私が付けるという結論になる。

しかし、色々調べたけど、アレを付ける事自体は可能だ。しかしアレを行為で使うまで大きくするのは難しいらしい。どちらかと言うと生物の機能として確立の割合が大きい。それじゃ意味がない。

「・・・ちゃん。キイツちゃん!」

「!何?」

「大丈夫?ボーっとしてたよ?」

「貴方よりはしてない」

「あ~そりゃそうか。あはは!」

そんなに考え込んでいたのか。折角のたうきとの帰り道に。

「で、何?」

「ほら、社会の多田先生の課題だよ~」

「ああ、人権問題をレポートにしろっていう、大学生みたいな宿題ね」

「そうそう!私レポートなんて分からないよ~」

「じゃあ一緒にやりましょう」

「やった~!・・・・・あのねそれでね・・・その」

「何?」

「宿題のあとね・・・・その・・・・・してもらっても良い?」

「は?良いに決まってるでしょ!」

「やった~へへへ」

そのまま私達はたうきの家に行った。そして約束通り宿題のあとした。

「今日も気持ち良かったよ、キイツちゃん」

「そう、良かった」

でも私はもっと貴方を気持ち良くしたい。人体、技の勉強もした貴方の身体の研究もした。これ以上にいく場合はやっぱりアレが必要。でもどうしたら・・・・。

「キイツちゃん」

「何?」

「してる時別の事考えてたでしょう?」

「!?・・・・そんな事ない」

「今日ずっとボーっとしてたし・・・・」

「それは・・・・」

「良いよ、キイツちゃんが誰の事考えてても。誰を想っても。でも・・・・してる時は私だけ見て欲しいな・・・・」

「・・・・たうき・・・・。バカ。貴方の事以外考える訳ないじゃない」

「キイツちゃん~!!」

「ちょっとイキナリ抱きつくのビックリするから」

アレの事はひとまず置いておこう。今はこの子との時間を大切にしよう。

もしかした10年後くらいは普通にアレが付けれる技術が出来てるかもしれないしね。

「・・・・たうき、私にアレが付いたらどう思う?」

「キイツちゃんのアレ・・・・かっこよさそう!」

「かっこよさそう?」

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