第13話 出版業務の中心となるものを設定できた!

 この自己出版をしていくにあたって一番に登録準備をしたのは、猫のエッセイでした。そうです。猫に向って、ひたすら「三味線!」と声をかけていくという、世にも謎なおっさんの行動を記したものであります(わっはっは)。


 しかし、ふと思うことがあり、最初に詩集を出すことにした次第。

 予定を少し変えた結果、まずは詩集を出すことに。それからもう一つ、いずれ是非出したいと思っていたプロ野球本を最初の詩集に続けて出版しました。猫のエッセイはその後です。

 ま、猫に三味線と声かけるエッセイなんていつでも出せますし、さらに書き溜めて頁数を増やして出したところで問題ないですからね。


 そしてさらに速達性のある書籍を出そうということで出したのが、前回述べた東近江市長の失言をテーマにしたもの。

 この東近江市長発言をテーマの書を作っている頃、ふと思いました。


 そうか、詩集なら毎月でも出していけるぞ!


 そう思ったら、早速そちらの準備も並行して始めました。

 最初の「大きな詩集」(セーラームーンの一部ファンの弁に倣えば「無印」ということになりましょうが、ともあれ、これが1巻・創刊号となるものです)を作った経験がすでにありますので、ノウハウはもうがっちり。

 野球本などで透明効果というものがどういうものかを知り、その対応策もできる目処が立っていることもあり、編集はあっという間に終わりました。


 いわゆる「無印」の発売日はともあれ、正式な発行日は2023年10月17日としております。ほら、ちょうど、旧ジャニーズ事務所が新会社を設立した日ですよ。ではなぜその日にしたのか。これは現スマイルアップ社も同じ理由だと思われます。その日は天赦日という、縁起のいい日だから。

 もうひとつ、修正前の野球本も、同じ日を正式発行日としております。正式発行日だけで言うなら、実はまだ9冊ということになっていて、

最新発行の「大きな詩集 4」

は、実は2024年1月17日が正式発行日としております。

 とはいえ、既に発売していることに加え、どのみち10月17日からちょうど3か月後が1月17日ということになりますので、結果、3か月で10冊出しているということに異議を挟ませないだけのことにはなっております。

 その結果、2023年末時点までに出版した10冊のうち、4冊は詩集ということになります。他の名目での詩集を出していませんから、正味で4冊です。


 こうして、詩集の毎月17日発行という軸を作り、それに応じて毎月1冊は確実に出版に持ち込むという体制ができました。

 これは言うなら、業務の中心となるものが定まったことを意味します。


中心のない組織は機能しない


 これは野村克也氏がおっしゃっていた言葉のひとつ。まさに、文字通りの意味ですが、これを逆に言い返せば、こういうことになりましょう。


中心のある組織は機能し得る


 あえて「機能する」と言い切ってはいません。中心がきちんとした働きを見せたらそのときにはきちんと機能するが、いくら中心があってもきちんとした働きがなされなければ、ないのと一緒ではないですか。その程度の趣旨です。

 しかし、業務における「中心」が決められてからこの方、出版業務のほうは徐々に軌道に乗っていきつつあることが肌身でわかります。


 現在、詩集とは別に短歌集も制作しようと思っております。

 実はこの原稿を用意しているこの年末のうちに、時間を見て、A5判のレイアウトがどのようになるかを確認しつつ、13年前のブログ記事にあった詩や短歌などを拾う作業もしています。

 これらをさらに発掘していけば、今後の出版事業においてもいろいろ展開できる要素が増えます。現在そのブログは更新を停止して久しくなっておりますが、当時書いていたものを読み直すにつけ、確かに今以上に粗削りで稚拙な表現も散見されるものの、今以上に文章に勢いのようなものがあったように思われました。

 当時すでに私は立退きにかこつけて詩や短歌を作っていまして、それらを現在改めてワード文書に「サルベージ」している途中です。

 これらをこちらでさらに磨きをかけて公開できるよう、新年よりさらなるロケットスタートが切れるよう、鋭意準備開始しております。


・・・・・・・ ・・・・・ ・


 本原稿を公開するのは2023年12月31日のおおみそかとなります。

 本年のうちに10冊も紙媒体の書籍を出せるとは、年明け段階では夢にも思っておりませんでした。というより、そもそもそんなシステム自体があることを知らなかったわけですから、無理もないでしょう。

 今さら過ぎた時間のことを悔やんだところで仕方ありませんが、なんだかもったいない気がしていないわけでもありません。いえいえ、結構もったいなさを感じている次第なので(汗汗)。

 しかしながら、今年の秋口になってその存在を知り、活用できるめども立ったことによって、今後の私の創作活動はもとより、ゆくゆくの事業展開においてもターニングポイントとなりました。

 

 この作品群は、年明け以降も継続いたします。

 なお、折角の話ですから、こちらの完結と同時にPOD出版を急ぎ、さらには書籍化に至ればもっと良いかなと思っております。

 もちろん、このノウハウ本や詩集ばかりでなく、他の分野の書籍の出版にも広げていく予定であり、現にこの年末よりそれに向けての準備も進めております。 


 それでは皆様、よいお年を。

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