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 私はマイペースな人間だ。

だから書きたくなるまで書かないし、飽きたら書かない。

多分、こんなんだから独りになるんだとも思う。

 

 変えようとしたこともあった。

でもやめようと思い、結局変えなかった。


 私たち各々は少なからず周りのカケラを集めてできたモノだ。

親や友人、国に書物。影響を受けるものは全てであり、

無自覚にそれらを自分自身に取り込む。

こうして私たちの人格が形成されるわけだが、

先述した「変える」は身の回るから影響を受けるものを変更することだ。

だから友人を切らなければならないのかもしれないし、

はたまた深夜に外を出歩いてみることかもしれない。

どんな影響が出るか、やってみないとわからない。

それが私たちは怖くて、一歩を踏み出せない。


 だから、私は怖かったんだと思う。

自分がなくなるわけじゃないけれど、変わってしまうことが。

自分がコントロールできる範囲からできない範囲になることが。


 こんな文章を読んでいる貴方はどうだろうか?

変化を嫌って現状維持ばかりして自分で成長を抑制していないだろうか?


 変革だの自由だのを主張する社会に生きている我々は少しは適応しなければならないのは最もだが、それに流されていないだろうか?

自分の意見を忘れて、誰かに賛成(参道)ばかりしていないだろうか?


 疑問ばかり投げかけても貴方が動かなければ何もないし、

私は投げかけることしかできない。

結局は変えられるのはあなただけなのだ。

他人がどうこうではなく、あなたがどうこうなのだ。


 無論声をあげることは重要だ。

嫌なことされたら、相手にわかるように伝えるべきだ。

しかし相手がそれで行動を改める保証はどこにもない。

たとへ自分に非がなくとも自分が行動しなければならないときがある。

誰も悪くない時だってある。

そんなときにどうするかは私は知らないけれど、

それを見つけるのが人生だと思うしかない。


 長々と綴ったが結局私は何を伝えたかったのか、私にもわからない。

では、

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