話題の配信、VCRの面白さを強引に外部向け言語化してみた
タック
話題の配信、VCRの面白さを強引に外部向け言語化してみた
最近X(旧Twitter)でもトレンドで目にする『VCR』をご存じでしょうか?
なにそれ? おもしろいの? 見てないけど、どういう感じなの?
結論から言うと、ダンガンロンパ(ゲーム版)……!!
VCRとは、ゲームコミュニティ「VAULTROOM」とプロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」が主催するストリーマーサーバー群やイベント、コラボの総称である。
(※ピクシブ百科事典より抜粋)
実際の配信を見てもらうのが早いですが、ようするに人気配信者さんたちを100人以上集めて、ゲームを期間限定でワチャワチャやるという感じです。
ゲームは世紀末な雰囲気漂う『RUST』、恐竜たちと戯れる『ARK』、アメリカってこえー『GTA5』などです。
私も4シーズン前から少しずつ視聴し始めた若輩者ですが、これがついつい見続けてしまう面白さがあります。
自分でも不思議で「何がこんなに面白いんだ? 面白いんだけど、どうしてかがよくわからない……」となってしまったので、ちょっと書き出してみようかなと思った次第です。
まず、今やっているGTA5(VCRGTA2)なのですが、ゲーム自体が面白いです。
グランド・セフト・オートV――略してGTA5。
数字的なもので言ってしまうと、アメリカで一番売れたゲームです。
世界でも1億9000万本売れているらしいです。
実際にゲームをプレイしてみても、ロスサントスというクッソ治安の悪い街を住人付きで再現されており、車を盗んだり、店を襲ったり、警官と銃撃戦をしたりとダーティな方向での自由度が高いです。
VCRでは、そのゲームをさらに拡張して警官、ギャング、救急隊、パン屋、カーディーラー、メカニックなどの役割ができるようにしています。
それらをロールプレイ(演じること)して、ロスサントスという架空の街の住人として生活する。
この時点で面白いです。
でも、今の時代、ただ面白いゲームなら世の中に沢山ありますよね?
なぜ、このVCRが視聴者たちをそこまで惹きつけるのか。
それは人気配信者が100人以上参加しているからです。
これだけ聞くと「ふーん、で?」となりそうなので、有名作品であるゲーム『ダンガンロンパ』にたとえながら説明していきます。
ダンガンロンパシリーズは、スパイク・チュンソフト(旧:スパイク)より開発・発売されているコンピュータゲームのシリーズ。
(Wikipediaより抜粋)
有名作品で、何となく程度は知っている方が多いと思うので詳細は省きます。
こちらは名作で面白い要素は沢山ありますが、私が考える面白さのキモの一つは『キャラクターの面白さ』です。
超高校級の探偵がいたり、殺人鬼がいたり、アイドルがいたり……と多種多様な人種が一つの場所に放り込まれ、特殊なルールに縛られます。
……どこかで見たことがあるような?
そう、今話しているVCRのGTAに要素が似ています。
人気配信者たちは、かなり個性豊かな方々が揃っています。
ただのおっさんに見えて、実は格ゲーのストリートファイターや、FPSのAPEXプロプレイヤーだったり、悪逆非道なギャングが実はトップVTuberアイドルだったりします。
ただでさえ、このVCRに招待されている時点で配信者としてもリスナー数が多い方々なので、もう属性盛り盛りです。
実際、話術が巧みな方ばかりで、絡みもとても面白いです。
「こういう奴らって、どうせ……なぁ……?」と思っている方も、実際に見ると印象が変わると思います。
話は戻りますが、なぜダンガンロンパ(ゲーム版)としたかです。
ただこれだけの要素ならアニメ版でもいいのです。
実はこれが一番主張したいところなのです。
ただ舞台があって、ただ面白い人たちが集まるだけなら、テレビや映画、動画でもいいですよね?
むしろ、そちらの方が面白い脚本だったり、編集などで演出をイジれたりします。
ですが、VCRというのはリアルタイムなのです。
配信者が、今この瞬間に生きていて、リスナーたちのコメントを見たりもします。
リスナーとは誰か。
見に行った私(貴方)たちです。
コメントが運命を動かす……と言うと過言ですが、場合によってはありえます。
極端な例ですが紹介します。
まず、私がよく見ているのは『ラプラス・ダークネス』さんというVTuberです。
小学生男子っぽい声とデカいツノが特徴的な女性で、周囲からは『ツノガキ』と呼ばれています。
「この場所の座標がわからない、教えて!」と言うと、リスナーたちが見事に答えて誘導したりしてくれます。
銃のリロードを忘れていたりするときは、リスナーが「リロードだいじょうぶ?」と指摘が出てきます。
たったそれだけ? と思われるかも知れませんが、これでもし座標がわからないままになったらどうなるか。
リロードを忘れていた場合も、撃ち負けて、周囲のプレイヤーたちの運命も大きく変わります(実話)。
また、こういう指示コメント以外にも、応援コメントなどはチラ見するだけでも精神的な影響が大きいと言われています。
逆に心ないコメントを見たときは……こちらは節度を持ってコメントしましょう。
このようにリアルタイムで配信されているVCRは、ある意味リスナーたちも一緒に参加しているコンテンツなのです。
「コメントなんてしねーよ」と言う方ももちろんいますが……と言うかそちらの方が多いと思いますが、リアルタイムで〝誰でもコメント出来る可能性〟というのを自覚し始めると、かなり配信の見方が変わると思います。
コメント欄で皆さんの反応を見ているだけでも面白いですし。
……と、ここまで長々と書きましたが、百聞は一見にしかず!
実際に見てみることが、一番の理解に繋がると思います。
もちろん、観て「自分には合わなかったな~」ということもあると思います。
どんな人気コンテンツにも、合う合わないはあります。
ですが、一度も観ないで敬遠してしまうというのも勿体ないコンテンツだと思います。
勢いでここまで書いてしまいました!
お読みいただき、ありがとうございます!
あ、コメントを書き込みたい場合は配信者さんの概要欄を一読してから、無理せずに最初は「がんばれー!」や、最後の「お疲れ様でした!」くらいからで良いと思います。
各配信者さんのコメントルールに従いましょう←ここが一番大事
話題の配信、VCRの面白さを強引に外部向け言語化してみた タック @tak
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