第6話

 どうも。


 この回で六話目になりました。今回は昆虫類を取り上げたいと思います。

 まずは、蝶について。揚羽蝶は皆さんもご存知でしょうね。

 揚羽蝶は卵をミカンの仲間の木の葉っぱの上に生みます。卵が還り、幼虫が生まれると。幼虫は木の葉っぱを食べながら、成長するんですね。

 ちなみに、幼虫は毒を持っています。また、敵が襲いかかると頭から、角みたいな物を出して警戒するんです。

 これ、凄く臭いらしいんですがね。

 んで、サナギになり、脱皮します。こうして、成虫になりますね。


 揚羽蝶の成虫はほんの数日しか、生きられません。その間にパートナーを探すんです。こうして、産卵すると。揚羽蝶は生涯を終えます。

 次にセミについても。セミは樹木に産卵管を差し込んで、卵を生みつけます。卵から幼虫が還ると、木を降りて。地面に降り立ったら、穴を掘ります。こうして、地中に潜り込み、樹木の根っこの汁を吸いながら幼虫は成長していくのですね。

 大体、成虫になるまでに一年は掛かるとか。中には三年間くらい、地中で過ごす種類もいるのですが。このセミはオーストラリアに生息する種類だったと思います。


 一年後、幼虫は地中から外に出てきます。樹木をよじ登り、サナギになって。脱皮して成虫になるんですね。ちなみに、セミも成虫の寿命は一週間です。その間にオスは鳴き、メスにアピールして呼び寄せるのです。

 実はセミはオスが主に鳴き、メスは鳴かないんですね。これは秋の虫のコオロギなどにも共通しています。


 それでは失礼します。ありがとうございました。

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