不神痕録

園芹くれあ

第1話

白「ん〜、あのクソ野郎変な所に連れてきやがった!?」

白「いや…まぁ死なないよ?けどさぁ痛いじゃ…」


高度2000はあろうかと言う高さから落ちて綺麗に着地できるわけでもなく「ゴッパァァン」と天空〇犯の落下した時と同じ音をたてて…その青年は、幻想郷に到着(?)した


白「痛ってぇ」

紫「貴方、どうして生きてるのよ?」

白「あん?誰だテメェ?」

紫「‼︎…貴方、此処に来たのね」

白「1人で納得されても困るんだが…」

紫「貴方、邪神でしょう?」

白「ふーん…人じゃねぇのか」

紫「なら何よ…」

白「言の葉・s…うぉっ!」

黒「はいストップ」

白「何すんじゃい!黒!」

黒「別に?大妖怪殺そうとしてたから、強制キャンセルしただけだけど?」

白「ちっ…ん?大妖怪殺そうと?」

黒「それが何か変だった?」

白「…いや、こいつ八雲家じゃねぇだろ」

紫「何を言ってるの?私は八雲紫よ?」

白「紫?聞いた事ねぇな…」

黒「はぁ、白…こっちきて」

白「ん?」

黒「君、五千年眠ってたんだよ?」

白「うむ、そうだな」

黒「僕らと違って二千年も生きれば上々三千年なら大妖怪扱いなんだよ」

白「…じゃあ、八雲紫って」

黒「そう、八雲零伊の娘が、紫ってわけ」

白「そうかい…零伊殿は、死んじまったんだな」

黒「で、能力は受け継いでいないって言う謎があるんだよ」

白「は?…あ」

黒「どうしたの?」

白「遺書ってあるか?」

黒「一応…」

白「全部みせろ」

黒「…」

白「あからさまに嫌がるな…」

白「零伊殿の性格からして本当に信頼した人にしか分からないように作った物があるんだよ」

黒「『招来』」

白「サンキュー」

白「『亜空間作成』」

黒「…」


白「…お、あったあった」

白「『連鎖と崩壊』」

白「えーと、なになに?」

零伊〔白、アレからお前はずっと眠ってたんだろ?まぁ、仕方ないんだが…とりあえず俺が死んでから千年以内ならまだ間に合うが…また、‘崩壊を望む者’が復活する。〕

白「ごめん…マジで?」

零伊〔おう、マジマジ…んで、能力の継承についてなんだが、一回○ね…又は閻魔の野郎に会え以上!〕

白「…ふざけるなぁぁぁ!?」


白「…かくかくしかじかって訳」

黒「アイツらしいな」

白「そうだが…どうすんだよ」

黒「閻魔変わったよ?」

白「はぁ?キチ閻魔が引退したのか?」

黒「いや、死んだ…二千年前にあった大戦争で地獄が消えて現在旧地獄になって覚り妖怪とそのペットが住み着いた」

白「因みに残ってるのは?」

黒「閻魔の屋敷が地霊殿として変わってる」

白「その他は消えたと…」

黒「うん」

白「…はぁ、だから気をつけろって言ったのに」

黒「⁉︎…閻魔に何か言っていたのか?」

白「いや?俺は寝るが死ぬなよ死んでも俺が叩き起こすからなって言っただけ」

黒「珍しいな…白が心配するなんて」

白「そりゃ、アイツも歳だっただろ」

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