第2話 幸せは一瞬。

私は、普通の人間で、普通の家庭に生まれて、人並みの幸せを歩んでいた社会人、大門寺きさらである。


なんとなく生きて、繰り返し迎える変わらない日々に飽き飽きしていた。そのせいか、日頃から刺激を求めいろいろなことをやっては長くは続かない飽き性な性格だった。それでも、両親がいて、恋人もいて周りから見たら幸せな生活を送っていた。



そう、あの日までは…。



その日もいつもと変わらない日常を送るつもりだったんだ。

それなのに、当たり前の幸せは一瞬にして簡単に崩れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る