第24話 〜転校〜

皆さんこんにちは、ナイまるです。とりあえず、1,000PV突破しました。ありがとうございます。これからも精進していくので応援の程よろしくお願いいたします。

では、物語をご堪能下さい。

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今日は学校転校日。現在....学校に向かっている最中なんだけど、周りの目が

気になる。ちなみに、僕たちのことは元々伝えられていた。でも、

して。それにしても、彼らの目は昔のような〈妬み、嫉妬、恨み〉ではなかった。

その目には〈尊敬、興味〉という2つしかないように見えた。


「ねぇ....あの子ってここに転校する子かなぁ...!」


「そうでしょ!だって、私達と同じ道を歩いているんだよ!?あぁ...神様に感謝。」


「おいっ...あれってリボン様じゃねえのか!?」


「やばっw俺らの通っている学校に来るのかよ!?これ、夢なんじゃねえのか...?」


...懐かしい、小学校の入学式もこんな感じだった。でも、今回は違いそうな気がする。しかも、長く続くような未来が一瞬見えていた。


「なんか、恥かしいですね...私も注目されていますし。」


「俺は顔だしてないからバレることは無いかな。あ、声でバレるかw」


「...どうして僕も注目されているんだろうか。何で注目されてるんだろ。」


「「貴方、無自覚なんか!?」」


このあと、二人から話を聞くと僕の容姿は整っていると言われた。そうかなぁ...

そんな話をしていると僕たちは教室についた。僕は恐怖があったが、彼らが居る。

そうすると、ドア越しから先生らしき声が聞こえた。


「それでは転校生を紹介します。3人とも〜!入っておいでっ。」

...ガラガラ


「ウッソだろ!?美男美女揃い組じゃねえか!?」

ザワザワ...


「はーい、静かに〜!じゃあ、自己紹介お願い!」


そうして...自己紹介が始まった。僕は3番目。緊張はあるものの安心はした。空気が暖かかったから。


「えーと、私の名前はマーガレット・リボンです!お願いします。」


「おいおい...マーガレット家のご子息様!?」


「やっばwこれ、ドッキリじゃないもんね?ドッキリじゃないよね?」


「皆さんこんちゃっちゃ!アルバスこと山崎悠斗で〜す。よろしくっ!」


「わぁ...アルバスくんだぁw夢かな!?」


「うわぁ...この学校怖いなぁ...」


そうして...僕の番が回ってきた。どんな自己紹介をしようか...なんてことを考えたけど、シンプルに行くことにした。ハードルは高いけど。そうして、僕はできるだけ声を大きく喋る。


「ぼ、僕の名前は神崎裕介ですっ!東京公立小学校から転校してきましたっ!よ、よろしくお願いします!」

シーン...


そうして、数秒間クラスメイトはフリーズしたあと彼らは驚いた顔で言葉を発した。


「「「「「イケメン天才が来ちゃァァァァァァ!?」」」」」


「え、えっ!?」


「「まあ、そうなるわな。」」

              第24話 END.

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