ニ章 学校大戦争

第22話 〜転校準備〜

皆さんこんちは、今回は話が短めです。ご了承ください。それと、この作品はカクヨムコン9に投稿している作品です。星、ハート、小説のフォローよろしくおねがいします。(モチベにもつながる。)では、物語をご堪能ください。

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...異世界と融合してから一ヶ月。新たな場所での生活はなれたが、学校が再開されることを知った。だが、僕は東京に住んではいたものの新たな学校での生活を余儀なくされることになった。元々の学校だったら復讐できたのにな...


「...あ、そうそう。リボンたちはどうするの?学校とか...」


「あ〜裕介と同じところに転校生として入ることになったよ。」


「ええ。その理由としては第一に、裕介の安全を守るためにですね。」


「ありがとう...二人共。」


そうそう、元々は親戚である柏原 雄三かしわばらゆうぞうの家に同居って話だったけど、僕たちが罠として入った家は元々僕たちに譲る予定だったらしい。気が利く親戚がいて本当に良かったものだ。


「とりあえず...学費や給食費、教材代は国が払ってくれるらしいね。」


「え、そうなの?そんなの初耳なんだけど...」


後々、詳しく聞いたんだけどリボンが生きていることが発覚した国はその友達である僕と悠斗も無料になったらしい。気が利く国である。しかも、そこは千葉県で超エリート校の《国立浦安小中一貫学校》に転校することに。


「こんな僕たちがエリート校に入学なんてして良いのかな...」


「「貴方が一番言ってはいけない立場である。」」


「あ、そうなんだ。」


実際、無自覚で入学した《東京公立小学校》は日本でも有数の偏差値60超えの小学校だったらしい。無自覚が一番怖い。自分でも。


「明日から学校か....でも、絶対狙われるよね。に。」


「あいつら懲りないもんなぁ...絶対に情報嗅ぎつけて来るよ。」


「気をつけましょ....殺されたくないですし。」


時刻は午後8時を過ぎた頃になっていた。僕たちは軽めの食事を済ませ、お風呂に入り明日のために早くに寝ることにした。でも、明日があんなに忙しくなるなど僕たちは知る由もなかった。

            第22話 END.

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