第3話 プロゲーマーの参加型対戦
あれから半年近くの月日が経った。
私はいつも通りドラゴンボールファイターズを楽しんでいたのである。
その最中でSNSにてある投稿が目に入ったのだ。
プロゲーマーGさんによる投稿である。
『対戦者募集しています。 お時間ある方は対戦しませんか?』
参加型の対戦の募集であったのだ。
この方は! ドラゴンボールファイターズをプレイしている人なら誰もが知っていると言われているお方の募集!? これは行かなければ! と思い、参加型に飛び込んだのだ。
そこで対戦募集してるとこに行くと、とんでもない長蛇の列が。 軽く見ても二十人以上が並んでいる状態であった。
「これめっちゃ待ち時間長そうだ……」
そこでGさんが配信もやっているのでその配信を見ながら待ってニコニコしながら見ていた。
そこで私の順番が回ってきて、
「次の方入っていいですよー」
その呼び声で私が対戦台に入る。
Gさんが水分補給しながら私のチームを見る。
その水分補給してる手が止まり、二度見している。
配信上でも驚いてるのが分かる。
「ナッパ! ジレン!! ブロリー」
Gさんが驚いた表情からそのまま対戦が始まる。
そして、先鋒のナッパの動きに振り回されているプロゲーマーの姿が映っている。
「なになになになになに!?」
Gさんはナッパの行動に何をされてるか全く分からない状況になっている。
その混乱に乗じて一勝を取る。
この対戦は三先、つまりどちらが先に三勝したら対戦は終わるのである。
その後は三連敗して終わったのだが、その対戦中にGさんは、
「あのナッパは早く倒さなあかん! 何してくるか分からん!」
完全にやってる事が分からないと言う発言をしていたのある。
そこで私が思った事があった。
もしかしてナッパの動きはまだ広まっていない?
これが後にとんでもない事になるとはまだ誰も知らなかった。
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