23/06/25 最強の畑を作りたい。
子供の頃に、臭い臭い薬というのを作ったことがある。雑草とか、落ちている青い柿とか、薬になりそうなモノをどんどんと集めて、錆びたドラム缶(実際は、ペール缶とかもっと小さいモノだったと思う)の中に、どんどんと溜め込んだ。
犬の糞をそこに入れるようになった頃、あまりに悪臭が厳しくなって、近所から苦情が来たのか、それらは用水路に廃棄した。昭和時代には、不法投棄という概念はなかった。
その原風景が、心に残っているのか。除草した草を堆肥にしたり、そういうのに興味がある。庭を手入れして、ごみ袋に詰めて捨ててしまう人も多いけど、私なら、庭に穴を掘って、どんどんと埋めていくと思う。そうすることで、土が豊かになっていく。はず。
捨ててしまわなくて、何かが、何かの約に立つってのが好きなんだと思う。街に出れば、手入れされてなくて、生えっぱなしの雑草は山程ある。それらは、地球環境を考えれば、生えたままの方がいいのかもしれない。どうせ、人類が滅んだら、街だったところは草生える。
だけど、都市の美観などを考えれば、雑草は切った方が良さそうだ。どうせ無職。「草とりユーチューバー」を名乗って、バケツ片手に街に繰り出していいかもしれない。
そして、手に入れた雑草は、堆肥にしていきたい。そのためには、ベランダでうだうだやっているよりも、畑でもデーンと借りた方がいいかもしれない。集めてきた雑草、卵の殻を買い取ったり、玉ねぎの皮を買い取ったり、様々なビジネスを同時並行したりして、最強の畑ってのを作ってみたいと思った。
そんなユーチューバーに、私はなりたい。
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