転魂！転生せし魂たちとの物語

プロローグ

第1話 プロローグ

「さーてボスかぁ」

「気を引き締めろよ？春人」

「まあ、多分大丈夫だろうよ」

今回は、大地の恵みダンジョンにきている。

これから、ボスのゴブリンライダーに挑むところだ。

「じゃ、入るぞ」

『特集条件を感知しました。ゴブリンライダーから、ゴブリンナイトへボスが変更されます』

「なんだよ、特殊条件って！？」

『多分……春木が持ってるナイトの職業のせいだよ？』

「面倒なことになったなぁ」

「まあ、いっちょやりますか！」

あのときからこんな日々が続いてるんだ……

2026年4月4日

南海トラフ巨大地震が起こった。

そして南海ドラフ巨大地震が起こった後異変が起きた。

なんと一部の人間に別世界の魂が宿ってしまった！

それが二重人格として現れるらしい。

それと同時にダンジョンもできた。

ダンジョンに抵抗出来るのは体にもうひとつの魂を宿した人「転魂者」(てんこんしゃ)にしか対抗できないらしい。

これは転魂者になった高校生たちと異世界からきた魂の物語…。　

「それじゃいってくるね！」

僕の名前は隅木結城。何てことない、ただの高校生だ。

ただただ平和な日常があればいい出来れば戦いもしたくない、そんな臆病者な性格のせいで虐められている。そんなことにもめげず生きていく。こんな毎日だらけだ。

だけどこんな毎日でもいつか変わっていくそう信じて生活を送ってる。そうそう上手くはいかないけど友達も沢山ではないけどいるし、親友だっている。遊んだりもするし、共に他愛もない話もする。虐めてくるやつもいるけれど友達がいるので学校にいかないというときはない。

そんな虐められて、友達と他愛もないのない話をして。

そんな毎日が続くはずだったんだ……。