第2章 召喚編

2-1章 召喚、そして現状確認

第6話 召喚完了

「「「うぉぉぉぉぉぉぉ」」」

なんだなんだ。

神に送られて、来た北世界で聞いた第一声。

それがうぉぉぉぉぉぉぉだ。

まずは話を聞くことにしよう。

恐る恐る口を開く。

「あの、、、、」

「これは、すいません。」

「わたくし、アルグール大地教大司教、グラムル・クルーザットと申し上げます。」

「私どもも勇者召喚の儀式が950年ぶりに成功したものですからな」

950年ぶりか、、、

そりゃ、あれだけ喜ぶわけだ。

ここで疑問をぶつけてみる。

「なんで950年もできなかったんですか。」

「そもそも勇者召喚というものは50年に一回しかできないのです。」

「ですが恥ずかしながら今から935年前、魔王スツジームルを信仰するカルト宗教スツジームル教によるテロで勇者召喚の方法を知っているものはみな殺され、書物もすべて焼かれました」

「しかし、昨年、記録だと1370年ぶりに神託がありようやく成功したのです」

なるほどどうやらいろいろやばいということは分かった。

「わかりました」

「ようは魔王をぶっ倒せばいいということですね」

なんか少し、いや結構、いやすごくキャラにあわないことを言ってしまった。

こうして俺は、この世界の勇者となった。

――――――――――――――――――

まずは現状確認。

ということで王の間に案内されました。

王が口を開く

「すまんな、一つだけ確認させてもらいたいことがあるから皆は一度出てくれ」

「「わかりました」」

「確認とは何でしょうか」

そう聞くと王は

「江戸時代というものを知っているか」

・・・

え~~~~~

この人思いっきり転生者じゃん。

「え、王は転生者なのですか」

「うんそうだよー」

急にフランクになった

――――――――――――――――――

そしてまた最初にいた人が戻ってきていろいろ話をしていた。

長いから要約すると

・この国は、アルドワン王国

・宗教はアルグール教

・通貨は、第一大陸統一通貨

・通貨の単位は、ライ

・通貨はほかにも

 銅貨、大銅貨、鉄貨、大鉄貨、銀貨、大銀貨、金貨、大金貨、白金貨、黒金貨、聖金貨がある

・それぞれ10枚で次の通貨に行けるが大金貨から先は、100枚になる

・1銅貨で1ライ

・1聖金貨で100兆ライ

・1ライで1円相当

・貴族制

・治安は10段階中2

・法整備状況 まともなものなし


こんなところだ

通貨と宗教、上級の貴族がまともなのが救いだ

あと、なぜか最近、魔王の動きが類を見ないほど多いらしい

なんかひっかるな

こんな時にはテゥテゥルー

スキル生成~

え、なに青いロボットに似てる

チョットナニイッテルカワカラナイ

まあとりあえずスキル、AIを作成

スキル、AIを使ってみる。

ピコーン

スキルAIが自立型意思決定知能体ナビるんに進化した

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