1-2章 訓練編
第4話 それじゃあ訓練開始だ
「それじゃあ訓練開始だ」
「といってもまだまだだからスキルに慣れないとだけどね」
「まずステータスの数値を全部120にでもしてみてくれ」
できた。
「これで、ステータスの数値を変えることができるよ」
なるほど、言葉に表しづらいが手を動かしたいとやるように
ステータスの数値を変えたいと願えばできるようだ。
「次は、スキルを作ったり、消したり、使ったりする方法だ」
「まず前提として、作れるスキルは、君の想像できる範囲までだ」
「具体的でなくても、なんかこうしたいというふわふわとしたイメージでも大丈夫だ。」
どうやら、あんなことしたいなというイメージがあればイメージに合ったスキルが作られるらしい。
チートすぎだろ。俺は、心の中でツッコんだ。
「何か作ってみたら?」
神に言われて、俺は、アニメとかでよく見る、解析・鑑定を作ってみた。さっきの説明を信じるなら、これまた同じく願えばできるらしい。
解析・鑑定を作りたい。
すると、目の前にステータスと似たようなものが出た。
スキル、解析・鑑定を作成しますか。
yes or no
俺は、迷わずyesを選んだ。
ステータスを開くと
解析、鑑定が増えていた
名前:ヒカル=キムラ
性別:男
年齢:0歳(28歳)
ステータス:HP:∞、MP∞、速度∞、記憶力∞、思考能力∞、思考速度∞
転生補正:言語辞典、辞書、事典、
LV.MAX、sp.MAX、転生補正
耐性:物理攻撃無効、精神攻撃無効、魔術攻撃無効、
放射能無効、毒無効、汚染無効、謎効果無効
スキル:
解析・鑑定:説明:物や生物に関する情報を見ることができる
説明書を見る
俺は、説明書を見るをタップした。
2回目でも、この感覚は慣れない。
使い方は、解析・鑑定をしたいものを見るか触れるかして、
解析・鑑定と念じればいいらしい。
俺は神から、林檎をもらって解析鑑定をした。
分類:植物
種類:リンゴ(林檎)
説明:神が作り出した林檎。
普通においしい。
皮ごとそのまま食べてもいい、
皮をむいてそのまま食べてもいい、
煮てアップルパイにするのもいい。
大体何してもうまい。
へー
食べ方まで教えてくれるのね。
図鑑でもあればいいんだけど。
ピコーン、スキルが追加されました。
え、どういうこと。
ステータスウィンドウ。
名前:ヒカル=キムラ
性別:男
年齢:0歳(28歳)
ステータス:HP:∞、MP∞、速度∞、記憶力∞、思考能力∞、思考速度∞
転生補正:言語辞典、辞書、事典、
LV.MAX、sp.MAX、転生補正
耐性:物理攻撃無効、精神攻撃無効、魔術攻撃無効、
放射能無効、毒無効、汚染無効、謎効果無効
スキル:
解析・鑑定、
図鑑
えええええええ。
願えばスキル作れるのは知ってたけど、
あればいいなで、できちゃうの。
ってことで、一つ検証。
あー、スキルとかの使い方をまとめたマニュアルがあるといいな。
ピコーン、スキルが追加されました。
ピコーン、スキルの統合が行われました。
ステータスウィンドウ
名前:ヒカル=キムラ
性別:男
年齢:0歳(28歳)
ステータス:HP:∞、MP∞、速度∞、記憶力∞、思考能力∞、思考速度∞
LV.MAX、sp.MAX、転生補正
耐性:物理攻撃無効、精神攻撃無効、魔術攻撃無効、
放射能無効、毒無効、汚染無効、謎効果無効
スキル:
解析・鑑定、
大百科事典
どうやら、マニュアルができた瞬間、図鑑と統合して、大百科事典になったらしい。
勝手に統合してくれるのね。まあ、表示が減って見やすいしいいか。
説明を見ると予想通り、解析・鑑定したものの図鑑の機能、
作ったスキルのコレクションらしい。
あとよく見ると、転生補正の言語辞典、辞書、事典が大百科事典に合体したらしい。
ひと段落して神が話しかけてきた。
「どうだったかな」
「ちょっとステータスをみせてよ」
ステータスウィンドウ
「もう、統合まで行ったのか」
「消す練習もしたほうがいい」
「たまに呪いがスキルとして入るからね」
今回は、私が呪いのスキルをかけよう。
ステータスには、魔力低下の呪いがついていた。
デリート。
念じると呪いは消えた。
「これが
予想以上にチートだった。
「今日はもう休みなよ。」
時計を見ると20時を回っていた。
神が神界に作ってくれたベットでぐっすり眠るのだった。
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