シーズン6「新世代」

第1話 制裁

今日は、二期生が入るため西町のグラウンドにで集まる日だ。集合は17時から、みんなは2時間前に到着しグラウンドを綺麗にし迎え入れるはずだった。しかし、5分経っても来ない。10分くらいたった頃LINEで「今日行けません」とLINEがきた。僕は、みんなが怒り過ぎないよう優しく伝えると「練習始めるぞ」といい通常練習を海野の指導の元始めた。僕は練習が終わると「合流はいつから?」とLINEを送信した。しかし、返信がきたのは既読が着いてから10日後だった。田村に相談すると「厳しく言っとくべきじゃない?」とご立腹の様子だった。そして当日、「チース」って言いながら集合時刻より5分遅れてやってきた。僕はナメた挨拶をしてきた五十嵐の襟首を掴んで待機室(元倉庫)に引きずりこんだ。勿論、他の4人も一緒だ。

「なあ、本当に調子乗りすぎな!」

「すみません」と2期一同は謝った。

「遅れたら、すみませんだろ!チースじゃねえよな?五十嵐!」僕は怒鳴った。

「すみません」2期一同は謝った。

大声が聞こえたので驚いた奏が止めに入ってきた。僕は「グラウンドにでろ」といい自己紹介を始めさせた。僕は「キャプテンの生駒一生だ」といい2期を睨みつけた。この先、僕らが舐められた態度をとられては困る。海野が「練習開始だ」と言いウォーミングアップを開始した。そして、バッティング練習を始めた。僕達は、集まり様子を見ることにした。「あいつが、二宮和也か...」内野は言った。

「ああ、でも本職はピッチャーだ」海野は言った。

「でも、10〜15人となるとココで練習するのには難しいな」星野は言った。

「確かに、飛距離もあるし周辺の人に迷惑かけるわけにはいかないよな」設楽も言った。

「でも、周りにあるか?」海野は考えた。

「見つかるまで次回かかりそうだしピッチャー陣はサッカーゴールに向かって投げさせるか」賀喜が提案した。

「そうだね。投手陣は可哀想だけど」田村も賛成した。

こうして、ピッチャー陣の練習はネットスローが主体でやることに決定した。そして新メンバーの実力を把握するため急遽休日に練習試合を行うことになったので海野から練習試合のスタメンが発表されたのだった。

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